♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
眠れない・目が冴えてしまうのは…
今日は満月かつ皆既月食だそうです。
月の満ち欠けというのは
人の体と心にも大きな影響を与えるといわれ
一見するとスピリチュアル?と思いがちですが
東洋医学では二千年以上前からある医学書『黄帝内経』に「人体も月に影響される」という内容の記述が残っており、月と人間の体には相似関係があると考えられてきました。
目には見えなくても理にかなっているのです。
例えば、女性の体のサイクルは約28日。これは月の満ち欠けのサイクルととても似ています。
また満月の日には、なんだか頭が痛くなる、興奮しやすくなる、不眠になりやすいなど、体と心の変化を感じる方も多いようです。
これは
「新月は“鎮静(陰)”の力が強まり、満月には“興奮(陽)”の力が強まる」ため
新月は、
一般的には血気の動きが鋭くなり身体が弱り、
身体は疲れやすく、たっぷりと睡眠を欲するという症状が現れやすくなるそうです。
エネルギーも血も不足する『気血両虚(きけつりょうきょ)』の状態なので、静養が大切です。
一方
満月時には、新月時とは逆に不足していた「気血」が充実し、月の引力も強まるため、血が頭に昇りやすく身体が興奮状態に陥りやすくなります。
満月の日は夢を多く見たり眠れないとのは
満月に近づくにつれて、血液循環が頭の方へと引っ張られるため、興奮状態が続き、眠りづらさを感じる人が多いそうです。
そして普段から新月っぽい症状(鎮静すぎる)の方は満月、
普段から満月っぽい症状(興奮しやすい)の方は新月の方が
「調子が良い」ということもあるんだとか。
これもバランスですね。
また満月時には肌の乾燥、火照り、寝汗、ドライアイ、関節痛などの症状が強くなりやすく
このとき「少辛増酸(しょうしんぞうさん)・潤肺生津(じゅんぱいせいしん)」の食材をとると緩和するとされます。
・少辛増酸…辛みを少なくして、酸味を多く摂ること。酸味は気を落ち着かせてくれます
・潤肺生津…肺や喉の乾燥した状態を改善すること
生姜、ネギ、胡椒、韮、りんご、柿、柑橘類、なし、葡萄、レモン、白きくらげ、れんこん、山芋、えのき、エリンギなど
特に身体を冷やす物をとりすぎると消化機能が弱まり新月や満月の時に不調として現れやすくなるそうなので
やはり、温めるということは大切です。
あまり意識しすぎると逆プラセボ効果で具合が悪くなるということもあり得ますが
月のサイクルを知っておくことで、
体調や感情の乱れも
「満月だから仕方ない」と割り切れることもあったりします。
月のや自然のサイクルと心身の不調を理解しながら、生活を整え、食事や睡眠にも意識を向けていくことで、コンディションもアップするかもしれません。
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