♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 10 / 27  07:14

経絡(けいらく)とは

 

東洋医学では「経絡」けいらくというものがあります。

 

 

目には見えないので、あまり身近に感じることができませんが、

 

気や血液の流れる「みち」を経絡と呼んでいいて、つまり全身を巡っている気などが流れているルートのことです。

 

これらは、内臓と関係が深くあります。

いくつかの種類があり、

特に大切なのは、12本の経絡です。

 

それぞれの経絡は

・体幹から手に向かうものが3本、

・手から顔面に向かうものが3本

・顔面から足に向かうものが3本

・足から体幹に向かうものが3本

 

これらは、主に体表に現れるところですが、実際は体の内部も走っています。

手、足だけでなく、内臓、頭、骨、神経など全身すべてを通っています。

 

また、これらの経絡は一本につながっていて、

肺経は大腸経につながり、肺から始まって、

肝経までで体をまんべんなく一周して、また肺経に戻ってきます。

 

イメージとしては

内臓から経絡が出ていて、

内臓が親で、経絡は子どものような関係。

 

膵臓や脳、生殖器、内分泌器官など、

ほぼ全ての内臓がどれかの経絡と関係をもっています。

 

その中には、エネルギー()が流れています。

 

気とは

体を正しく動かすエネルギー「正気」と、

体に良くない影響を与える「邪気」があります。

 

邪気は体の中でも作られるしうえ、体の外からも入ってきますが、

いわば体から出た老廃物や毒素です。

 

東洋医学では、経絡には

気、血、水が流れるとされています。

 

 

 

経絡の主な働きは、

エネルギー(気)を運ぶ道=レールです。

 

食べ物かの正気を全身に配る時、

体で必要になったところへ正気が移動していくときなどに、経絡を使って配られます。

 

その経絡は内臓に繋がっていますので、経絡を通して内臓を調整していくことができます。

 

 

寒い時期は「邪気」も入りやすくなり、不調が出やすくなるのです。

 

不調の原因には「内因」と「外因」あり、外因は寒さや暑さなど外邪が関係しているもの。

内因は心配事や、悲しみ、怒りなどをためておく事によるもの

とされます。

 

 

話を戻すと

肩が痛い、首や腰、腕が痛い原因は

痛む部位そのものにあるだけではなく、

 

何かしら「経絡」に沿ったどこかに原因があるのです。

 

なので、経絡に沿って=道を辿って順々に施術する必要があるのです。

 

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この経絡をある程度、知っておくと

セルフケアでも役に立ちます。

 

頭痛があるとき、胃腸が疲れている時など、

どこを圧せば良いかわかるからです。

 

 

基本的には

①外側()から内側(内臓)

②痛気持ちいい圧で

 

お風呂で足裏からふくらはぎまでだけでも

マッサージするだけでも足の疲れだけでなく、肩こりまで軽減されることも

   

それでも辛い方はご相談ください◟̆◞̆ 

 

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