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【ため息】で幸せは逃げない...?
「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言われたりますが
体の機能の面から見ると、ため息はとても役に立つもので「幸せが逃げる」どころか、むしろ「体にいいもの」だそうです。
確かに人のため息を聞くと気が滅入ってしまったり、一般的には、ため息にマイナスのイメージを抱いている人が多いですが
ため息は、バランスが崩れた自律神経の働きを回復させようとする、体の作用で
いわば、機能回復のための「リカバリー方法」といえます。
ため息が出るときは心配事や悩みを抱えている時で体は、胸やお腹の筋肉が緊張して硬くなり、呼吸が浅くなっています。
すると、血液の中の酸素が不足し、それを補うため、体は交感神経を働かせて血管を収縮させ
血圧を上げ、全身への酸素供給を維持しようします。
「交感神経」は血圧や心拍数を高めて体を活性化する作用を持ち
体をリラックスさせるのは「副交感神経」です。
心配事を抱えていると交感神経優位に偏りがちですが、ため息は、この自律神経の偏りを解消し
息を『ふーっ』と長く吐くことで、浅くなった呼吸が深くなり、副交感神経がしっかりと働くのです。
体はストレスを感じると、交感神経を強く働かせ緊張状態になりますが放っておくと2時間は元に戻らないいます。
夜遅くまで残業すると、横になってもなかなか寝付けないのは、交感神経の優位が尾を引くためです。
大事なのは「緊張と弛緩」の切り替えをしっかりすること。
ため息は、交感神経の優位が長期化する前にリセットをしてくれます。
ため息をつくときは、長く吐ききるのが効果的で
ゆっくり深く吐き出すと、緊張が解消され血液の循環がよくなります。
意識しすぎるとストレスになるので、1日に2~3分行う程度で目安としては、吐く時間を吸う時間の2倍にすることがポイントです。
3秒吸ったら6秒かけて吐くといったペースで
プレッシャーを強く感じたり、不安になった時にやってみてください。
人間の自己治癒力のひとつとして備わっているため息。
自律神経のコントロールや身体の免疫力を保つために、有効活用していきましょう。
でも、やはり人前ではやらない方が無難でしょうか…笑
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