♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 10 / 21  07:45

【ため息】で幸せは逃げない...?

 

「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言われたりますが

 

体の機能の面から見ると、ため息はとても役に立つもので「幸せが逃げる」どころか、むしろ「体にいいもの」だそうです。

 

確かに人のため息を聞くと気が滅入ってしまったり、一般的には、ため息にマイナスのイメージを抱いている人が多いですが

 

ため息は、バランスが崩れた自律神経の働きを回復させようとする、体の作用で

いわば、機能回復のための「リカバリー方法」といえます。

 

ため息が出るときは心配事や悩みを抱えている時で体は、胸やお腹の筋肉が緊張して硬くなり、呼吸が浅くなっています。

 

すると、血液の中の酸素が不足し、それを補うため、体は交感神経を働かせて血管を収縮させ

血圧を上げ、全身への酸素供給を維持しようします。

 

 「交感神経」は血圧や心拍数を高めて体を活性化する作用を持ち

体をリラックスさせるのは「副交感神経」です。

 

心配事を抱えていると交感神経優位に偏りがちですが、ため息は、この自律神経の偏りを解消し

息を『ふーっ』と長く吐くことで、浅くなった呼吸が深くなり、副交感神経がしっかりと働くのです。

 

体はストレスを感じると、交感神経を強く働かせ緊張状態になりますが放っておくと2時間は元に戻らないいます。

 

夜遅くまで残業すると、横になってもなかなか寝付けないのは、交感神経の優位が尾を引くためです。

 

大事なのは「緊張と弛緩」の切り替えをしっかりすること。

 

ため息は、交感神経の優位が長期化する前にリセットをしてくれます。

 

ため息をつくときは、長く吐ききるのが効果的で

ゆっくり深く吐き出すと、緊張が解消され血液の循環がよくなります。

 

意識しすぎるとストレスになるので、1日に23分行う程度で目安としては、吐く時間を吸う時間の2倍にすることがポイントです。

 

3秒吸ったら6秒かけて吐くといったペースで

プレッシャーを強く感じたり、不安になった時にやってみてください。

 

人間の自己治癒力のひとつとして備わっているため息。

自律神経のコントロールや身体の免疫力を保つために、有効活用していきましょう。

 

でも、やはり人前ではやらない方が無難でしょうか

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