♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2022 / 09 / 16 07:49
秋の物悲しさには理由がある
秋になると、どこか物悲しい、センチメンタルな気分になる…
哀愁の秋なんて言われ
秋はとても好きな季節ですが、なんとなくわかる気がしますね。
でも秋の物悲しさにはちゃんと理由があります。
季節のイメージ自体も関係していそうですが、物理的な面では、秋になると気温が徐々に低下するほか、日照時間が減少することなども影響しています。
気温の低下が生命維持において不安を抱かせやすくなることと
日照時間の短さによってセロトニンが普段より分泌されにくくなり
日照時間の長さや気温は、体感だけでなく心にも影響を与えます。
例えば、「なんとなくやる気が出ない」と感じることが多かっり、孤独や不安を感じやすくなったりすることもあるそう。
動植物にとっては秋は冬眠(休眠)の準備期間ともいえるので、夏から秋になることで、冬が近づくことを肌で感じ始める。
という本能的なものもありそうです。
もうひとつ東洋医学では、秋の季節に対応する感情(五志)は「悲しい」と「憂い」とされています。
この感情が強くなると、特に「肺」の機能が失調し、さらには肺に関連する鼻や喉、肌の不調にもつながります。
活動的になる夏ですが
秋分を過ぎると陰の気が増えるため
だんだんと意識は内側に向いていきます。
行動するよりも、静かに、穏やかに過ごす
それは自然の流れに沿ったことなのです。
秋はペースを落としてゆっくり歩み
冬に向けてスローダウン
そんな感じでしょうか。
寒暖差が大きく、夏の疲れもドッと出る頃
季節の巡りにあわせて、心も体も変化します。
疲れは蓄積する前にリセットしてくださいね。