♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 09 / 09  08:39

重陽の節句

 

あまり馴染みがありませんが

9/9は「重陽の節句」と言われる日。

 

そもそも節句とは、中国から伝わった暦の上での風習を、稲作を中心とする日本人のくらしに合わせて取り入れたものだそう。

 

3  5/5 、7/7...

奇数が重なる日が選ばれているのは、

奇数が重なって陰になることを避けるという中国の思想からきていて

この日に邪気を祓うための行事を行ったことがはじまりとされています。

 

中国では奇数のことを陽数といい、

縁起がよいとされ、なかでも最も大きな陽数「9」が重なる99日を「重陽の節句」とし

無病息災や子孫繁栄を願い、祝いの宴を開いていました。

 

旧暦の99日は、菊の花が美しく咲き、見頃を迎える時期で菊は邪気を払う力をもつ霊草と信じられていたこともあり、重陽の節句には菊の花を観賞したり、菊の花を漬け込んだ酒を飲んで、無病息災や不老長寿を願ったとされ

 

別名「菊の節句」とも言われます。

 

また中国で重陽の節句には「登高」という風習があったそうです。

登高とは、文字通り高いところに登ることで

 

収穫が終わる季節の節目に、視点を変えて、暮らしを振り返る、1年の恵みを与えてくれた土地を眺望して感謝し、無病息災を願う行為だったという説もあります。

 

落ち込んだり、行き詰まったり、迷ったとき

山に登ると良いという話を聞いたことがありますが

 

高いところでは、

全体を見渡すことができ、視野も広がり

大きなこと(もの)もちっぽけに見えたり

 

そして振り返って、感謝する

 

そんな意味合いもあるのかもしれません。

 

 健康な体があっての趣味、仕事、そして幸せ...

 

健康や色々なことへの

ありがたみを感じながら

 

季節の変わり目、もう一度健康に目を向けて

心身ともに元気でありたいものですね。

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