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リラックスの訓練【自律訓練法】
最近、
考えすぎやストレスで寝つきが悪かったりする方が多く、「どうしたらリラックスできますか?」と聞かれることがよくあります。
私も以前はリラックスすることが苦手で、ありとあらゆる方法を試した結果、
私は今の自分にとっての一番のリラックスの手段は
お風呂やサウナです。
ただ、これを人に勧めても、リラックスできる人もいれば、そうでない人もいます。
つまり「自分なりに自分にあった方法を見つける」ことが大切なわけですが
リラックスすることは訓練でもあります。
リラックスが苦手な方の訓練法として
そのままの名前の「自律訓練法」というのがあります。
自律神経は脳からの指令を受けて、全身の臓器や筋肉の働きを調節する神経です。
自律神経の活動時や昼間に活性化して全身を緊張させるのが「交感神経」、
安静時や夜に活性化して全身をリラックスさせるのが「副交感神経」です。
ストレスや緊張が強い状態になると交感神経が活発になりすぎ、心身が疲弊してしまいます。
この2つの神経のバランスがとれていることが大切なわけですが
自律訓練法は、言葉を使ってこの自律神経のバランスをとることを目的とした、簡単にいうと
自己暗示です。
リラックスした状態、つまり、余分な緊張のない適度な心身の弛緩した状態、ゆったりとくつろいだ状態が、自力で得られるようになることで
- 緊張・不安の軽減
- 疲労の回復
- 集中力を高める
- 自己統制力が増し、衝動的な行動が少なくなる
- 身体の痛みや精神的苦痛が緩和される
などの効果があります。
◆自律訓練法◆
仰向けになり次の言葉を繰り返しながら
その状態であるかのようにイメージします。
自律訓練は効果がとても高い反面、習得するには
繰り返し反復することが大切です。
「両手両足がとても温かい」と頭の中で念じても、実際にはすぐにその状態にもっていくことはできないため、名前とおり何度も訓練をしながら徐々に習得していく必要があるのです。
なぜか私は、小学生くらいの頃、眠れない時に
兄がこれを教えてくれたのです。
もっと単純で「右手が重ーい」右手に意識を向けてってずっと思っていると、だんだん本当に重くなってきて、左手、右足、左足、全身と順番にやると
全身、鉛みたいになって眠っちゃうんだよ。
みたいな感じでした笑
子供だったから信じる力が強いからなのか、
もともとイメージ力が強かったのか、
体がすぐに鉛みたいになって、不思議だなぁと思っていたのを覚えています。
自律訓練法はドイツの精神科医によって1930年頃に生み出されたとされ
オリンピック選手はこの方法を取り入れていると言います。
リラックスが苦手かつ瞑想や運動が苦手な方にはオススメな方法です。
一発効果よりも、継続は力なり…
何でもまずは〝今日〟始めてみる、
それが悩みを解決する第一歩であり
始めたら〝継続〟1日5〜10分の積み重ねが
「変われる」ことなのかもしれません。
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