♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
〇〇な布団でよく眠れる?!
いつも使っているお布団、軽いですか?重いですか?
…というのも、「重たい布団」が不眠改善の効果があるという話です。
もともとは北欧で発達障害の子供用に作られたチェーンブランケット(布団の中に鎖が入っている)というもの。
最近は通販や家具メーカーでも類似品が出ていて
ヒットしているそうです。
研究では重い布団で眠ることで、睡眠状態が改善され、日中の活動レベルやうつなどの精神疾患の症状の改善も見られたそうです。
なぜ?
毛布の重みによって、体中にある筋肉や関節に刺激が与えられ、指圧やマッサージと同じような効果が得られたと推測できるとのことで
体に圧力をかけると、心身の緊張を緩める副交感神経の働きが促進されると同時に、興奮するときに活発化する交感神経が静められるそう。
質のよい睡眠の条件のひとつに、
「入眠時の筋肉の活動が低下していること」があります。
筋肉の活動を低下させ、筋肉を緩めるには、
からだの力を抜けばいいのですが、
多くの人は日々緊張することが絶えず、常に力が入ってしまっています。
筋肉は、両端の『腱』と真ん中の『筋腹』に分かれ
『筋腹』に持続的に圧が加わると、
その信号によって『腱』の感受性が高まります。
『腱』から脳に信号が送られると、
「筋肉にそれ以上負担がかからないように」と
筋肉を緩める命令が出され
筋肉が緩む、というわけです。
筋肉にかけられる圧が、
点ではなく面であることがポイントで
大きな面積で一定の圧が加わると、
筋肉は緩みます。
この仕組みを利用してできた
重たい布団。
一定の圧を加えると筋肉が緩むことは、
マッサージやストレッチ、プールや入浴時の水圧、
ハグされることなどと似ています。
特に運動不足になると
『腱』の感受性が低下し、
からだの動きに対して鈍感になります。
首や肩がこる、
手を握りしめる、
歯を食いしばるなど
行動に不必要な場所に力が入っている人は、
運動や心地よい圧をからだに与えてみると良いそうです。
筋肉は、運動するための器官だと考えられがちですが、からだの動きを脳に知らせる感覚器官でもあります。
筋肉から伝えられる感覚は「固有感覚」といい
メンタルをととのえるために重要な役割を担っています。
今、自分のからだがどうなっているか、という情報は、憶測や不安を生み出す前頭葉の活動を抑制してくれます。
ちょっとだけ
重たい布団と指圧の共通点を感じますね。
ちなみに授業中に落ち着きがない子供におもりの入ったベストを着せると集中できるそうです。
実は私、以前の職場で体の大きい方や硬いお客様を圧すとき、10kgのおもりが入ったリュックを背負って施術することがありました笑
確かにすごく集中できた気がしています。
大人にも応用できそうですね。
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