♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 01 / 29  09:03

肝心要(かんじんかなめ)!な【肝】を労わりましょう

 

昨日の話の流れから今日は「」についてです。

 

「肝」は感情とも関係が深いということに触れましたが、

 

「肝臓」は英語で「Liver

Live」は生命から来ているとされ

肝臓=生きる人という意味にもなるそうです。

 

日本語でも「肝心要」かんじんかなめ

「肝要」などと言うように

重要な臓器として認識されています。

 

でも、西洋医学的な「肝臓」と東洋医学的な「肝」とは少し概念が異なります。

 

東洋医学いう「肝」は「肝臓」を指すだけでなく

もっと広い範囲での働きを捉え

鍼灸などで「肝が弱い」と指摘されても「肝臓」が悪いとか病気ということではありません。

 

肝はざっくり

①血液の貯蔵【蔵血】

②気・血・津液の循環を調節 【疏泄】
③自律神経や精神のバランスを保つ
④解毒、骨格筋や目の調整

の役割をし

精神を安定させ,新陳代謝を行い,全身に栄養を供給するという名前通り肝心な働きをしています。

 

そしてなぜお酒をたくさん飲んだりしなくても

「肝」が弱るのかは

 

臓器の中で「肝」が一番、精神的なストレスを受けやすいからです。

 

逆にストレスの影響を受けやすい人を、漢方では「肝」が弱っていると考えます。

 

ストレスを感じると交感神経が緊張して、肝臓を動かす副交感神経がうまく働かなくなります。 交感神経の緊張は内臓の血液量も減少させ、肝臓に余計な負担をかけることにつながります。

 

この状態を「肝気鬱結」といい次のような症状が出てきます。

イライラ・気分の落ち込み・決断力がない・緊張しやすい

疲れ目・ドライアイ・目がピクピクする

食いしばりであごに力が入る

首・肩・背中が張りやすい

おなかの張りや胸の詰まり感

 

ちなみに

やたら酸っぱいものが食べたくなる」

という方もこの肝がお疲れかもしれません。

 

酸味、酸っぱいものは肝の働きを促すとされます。

 

コンビニでよく見るお菓子やドリンクの

「酸っぱいもの」シリーズ、だいたいヒットするそうで、ストレス過多の人が多いから、売れるんだそうです。

 

そして

 

良い香りをかぐと、心が落ち着くことがありますよね?

 

香りの良いものは「肝」の働きを整えてくれるので、薬膳料理でも香り野菜やハーブティーなどはストレス対策によく使われ

 

アロマでもやはり酸っぱい系の香り=柑橘系はより「肝」の働きを良くするものとして知られています。

・スイートオレンジ

・ベルガモット

・グレープフルーツなど

 

 

そして、「肝」にダメージを与える行動を「久行」と呼び、せっかちに動き回る状態を表し常に頭が働き、ぼーっとすることができないタイプで

 

私は当てはまるので、色んなものにお酢をドバドバかけます笑

 

肝はのびのびしているのが好きな臓器なので

やはり、この時期こそ「のびのび」するのが

良いということです。

 

ストレスを感じやすい方、

自覚がなくても気分が落ち込んでいたり、イライラしやすかったり、目が痙攣したり

 

という方は

 

適度に酸っぱいものを食べたり

アロマの良い香りを嗅いだり

 

そして、なるべくのびのびと過ごしましょう◟̆◞̆ 

 

アロマトリートメントもオススメです

 

奏ではアロマトリートメント意外のメニューでもヘッドマッサージの時などにアロマを使って施術しています◟̆◞̆ 

 0DD451DB-73ED-4A25-AA8E-CBABE6386CA4.jpeg

当日直前予約も大歓迎★ご予約はこちらから🔽💁‍♀️

https://izumi-kanade.com/free/yoyaku