♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
体だけでなく心に溜まる毒素【メンタルアーマ】
昨日は消化力でアーユルヴェーダに少し触れましたが、今日も続きを…
アーユルヴェーダでは
毒素というものは体だけでなく心にも溜まってしまうと考えています。
腸と精神の乱れに関係する概念に「アーマ」があります。アーマとはサンスクリット語で「未消化物」
体の面でいうと
食べ物は口から入り食道や胃を通り消化され、小腸から吸収されます。
その時、消化がうまくいかないまま吸収されてしまう未消化の食べ物のカスがアーマです。
アーマはネバネバしていて悪臭があるも言われ
これが血液に乗って全身を巡ると、肩こりや頭痛など痛みを生じたり、病気の原因になったり、体のあちこちで悪さをします。
これが心にも影響を及ぼすと同時に
アーマ=未消化物は
肉体にだけでなく、精神にもあります。
メンタルアーマ
といいますが
精神的に「未解決なこと」「処理しきれなかったこと」がアーマ(毒素)として、
肉体や精神に悪い影響を与えると考えます。
簡単にいうと、処理しきれない
悲しみ、怒り、執着心など…
メンタルアーマがあると本来の「知性」を妨害し、
論理的思考や、建設的思考、正しい判断ができなくなると言われます。
さらにメンタルアーマは
精神的な未消化物だけが原因になるのではなく
肉体に毒素が溜まると、脳の働きが鈍くなり、メンタルアーマが発生する
というサイクルが起きます。
言い換えると腸脳相関というものです。
一例でいうと
休みの前日の夜遅くに脂っこいものや甘いものを食べて翌朝にだるさが残ったとすると
出かけようと思っていたのに、面倒だから辞めようとなったりします。
そして昨日書いた【アグニ】=消化力がしっかり働いている時には食べものを消化するのと同時に、
心がとりこんだ物事もうまく消化が出来ます。
ちょっと嫌なことがあった時でも
アグニがしっかり働いていれば、モヤモヤした気持ちをすぐに消化し後に引きずりませんが
アグニが弱い時は自身の気持ちをうまく消化出来ず心の中にどんどんモヤモヤが溜まっていきます。
経験があると思います。
これが積もり積もると病気へと繋がっていく…
肉体的な病気も精神的な病気も
【消化力】といものが深く関係しているのです。
だからこそ、
肉体的にも、精神的にも、毒素をためないよう
心身とも
①デトックスし
②消化力を高める
ことはとても重要なのです。
まずは食事と睡眠
そして
「五感」を使う事もメンタルアーマを解消するのに効果的だそうです。
心地良いものを
見る、聞く、嗅ぐ、触る、味わう…
美しいものを見る、綺麗な音楽を聞く、
アルマの香りかぐ、オイルマッサージをする、
新鮮なものを食べる…
五感が満足することは心身を癒します。
…というわけで
「体も心も毒素を溜めない生活」
を目指しながら
溜まった毒素はこまめにデトックスしましょう。
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