♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
【冷え症】の意外な原因は…
慢性的な冷え性だけど、冬だから仕方ないと思うかもしれませんが
この「冷え」も意外なところに原因があったりします。
冷えは主には血行不良で熱が身体に行き渡らないのが原因ですが、その犯人はストレスや食生活、自律神経の乱れや筋肉量とさまざまで
それらが影響しあっています。
特に女性は筋肉量が少なく、また生理でホルモンバランスによる体調変化もあるので冷え性が起こりやすいのです。
そして
見過ごしがちな原因が「甘いもの」です。
甘いものの中でも白砂糖が特に体を冷やすのです。
東洋医学的に白砂糖をみてみると、原料であるさとうきびは暖かい地方で収穫されます。
温暖な地域で育てられる食べ物は陰陽観でみると「陰的」な食べ物となり、陰的な食べ物は身体を冷やすと考えられます。
そして
白砂糖は食べると身体の中にすぐに吸収され
血糖値が急上昇することになります。
急上昇した血糖値はもとに戻さねばならず、
その結果インスリンとよばれるものが膵臓から分泌されて血糖値をさげる働きをしますが
この時に急激に血糖値を下げてくれるのは良いのですが、体温も一緒に下がってしまうのです。
また、糖を含む炭水化物は、エネルギーとして利用する際に主にビタミンB群をたくさん必要としますが、精製された砂糖にはビタミンやミネラルが失われています。
体内にすでにあったビタミンを利用するため、ビタミンB群が不足気味になってしまうのです。
実はビタミンBは血液(特に赤血球)を作るのに欠かせない材料のため、質の良い血を必要分作れなくなって冷え性がさらに悪化し
ビタミンBの不足は、さらに交感神経を過剰に刺激すると言われており、結果的に自律神経のバランスが乱れ血行不良を促してしまいます。
甘いものを取るときはビタミンBの補給が必要です。
寒いと甘いものが無性に欲しくなったりませんか?
体は寒さを感じると熱の放射を防ぐために血管を収縮させようとします。血管を収縮させるには「炭水化物」や「脂質」が必要になるため、これが甘いものやこってりしたものを欲する理由となるのです。
🔹冷やさない砂糖は?
てんさい糖といわれるものは北海道などの寒冷地で栽培されています。
そのため、一般的な砂糖と違い体を温める作用があると言われオリゴ糖も含まれているので、お腹にも優しい砂糖といえます。
きび糖や黒砂糖、てんさい糖などの精製されていない砂糖は、消化や吸収が緩やかで血糖値の上下も少ないのが特徴です。
不調の原因というものが
あるものの過剰摂取やビタミンやミネラルなどの不足など、食べ物から来ているということが多々あります。
体だけでなく、イライラしやすい、忘れっぽい、やる気が出ない…などの心や脳の不調も食べ物が原因になることもあり
特に冷え性が気になる方は
甘いものを摂りすぎていないか、もしくはビタミンが足りていないかなど見直してみると改善することもあるかもしれません。
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