♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 11 / 23  07:35

痛みを感じるのは筋肉ではない…?!

 

数年前からよく耳にするようになった

筋膜リリース」

 

ひと言で「筋膜リリース」と言っても、さまざまな種類がありますが

 

なぜ注目されたかと言えば

 

こわばりや痛みの軽減、むくみを改善、

ぽっこりお腹をへこませたり、姿勢をよくしたり心までリフレッシュできるからだとされ

 

ストレッチよりも即効性があると言われ

セルフケアでも肩こりや関節の痛み緩和にも有効です。

 

そして、なんと最近の研究で

そもそも、

痛みを感じるのは筋肉ではなく、筋膜のほうだ

 

とわかってきたそうです。

 

例えば膝が痛いとき、筋肉や骨には痛みを感じるセンサーはほぼなく、感じているのは筋膜や骨膜で

膜の萎縮や癒着が起こることで、痛みを感知してしまうのです。

 

🔹筋膜とは

筋肉を包み込んでいる膜のことをいいます

筋膜は、筋繊維11本の中にまで入り込んでいますが、さらに、筋肉だけではなく内臓の膜とも繋がっています。

筋膜は全身に張り巡らされており、「第二の骨格」とも呼ばれるほど非常に重要な組織です。

 

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表皮と脂肪の下にある浅筋膜(せんきんまく)、さらに下にある深筋膜(しんきんまく)、筋肉を覆っている筋外膜(きんがいまく)などがあります。

 

 

主に筋肉どうしの摩擦を防ぎ、身体の滑らかな動きを助ける役割があり

筋膜自身の滑らかな動きはむくみを防ぐ役割もあります。 

 

筋膜が癒着し、筋肉が動けない状態になると、血行不良を起こし栄養が全身にいき渡らず、老廃物が流れなくなってしまいます。

筋肉だけではなく、つながっている血管や神経、リンパ管も影響を受けるのです。

 

筋膜は、ずっと動かさないと周囲の筋肉や脂肪と癒着して滑りが悪くなったり硬くなったりして
特に四十肩の人が、肩が痛いからと動かさないでいると、肩や腕周辺の筋膜の滑りが悪くなり、腕などを動かしたときにこの筋膜が引っ張られてしまい痛みが出ることがあります。

 

筋膜が癒着する原因は

 

主に、

悪い姿勢や偏った動作の継続

・筋肉の使い過ぎ

が原因で一部に負担がかかって癒着が起きやすくなります。

 

セルフ筋膜リリース

一般的にはフォームローラーが筋膜リリースのセルフケア方法になります。

 

道具がない場合

自分の手を使って筋膜リリースが可能です。

 

一言で説明すると

 

硬くなっている部分の周辺の皮膚を指先でつまんで引き上げる

 

肩こりを解消する筋膜リリースのやり方

.手で肩や首をさすり、硬くなっている部分を確認する

.硬くなっている部分の周辺をメインに、指先で皮膚をつまんで軽く引き上げる

.指を移動させ、癒着を引きはがすイメージでまんべんなくほぐす

 

凝りがひどい部分は筋膜が硬くなって皮膚をつまみにくいこともあり、痛くてつまめないことすらあるかもしれません。無理に引っ張ろうとせず、最初は優しくつまんであげるのとで段々ほぐれて柔らかくなってきます。

力加減を調節して、痛みがなくなったら徐々に強めてみたり、肩だけでなく、首の後ろや鎖骨、腕までしっかりほぐすことがポイントです。めぐりがよくなり、スッキリします。

 

それでも筋膜に関する研究はまだ発展途上だそうですが

座りっぱなしで運動不足の人をはじめ、ストレスで緊張が続いている人、逆に運動のしすぎで体の一部に負担がかかっている人は、知らず知らずの間に筋膜と周りの組織が癒着している可能性があります。

 

人にやってもらうケア+自分でのセルフケアをプラスすることで、辛いコリも軽減するかもしれません。

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