♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
本当に疲れを取るために必要な「感情の休息」【感情疲労】
激しい気温やお天気の変動で
なんだか体も心もモヤモヤ…
体の癒し方はわかっても
ストレス、憂鬱、怒り、不安といった心の疲れは癒したくても、癒し方がわからない
そんなお声もよく聞きますが
眠りが浅い、疲れが取れないなどの夏バテのような症状は
心に溜めた"隠れストレス"から来ていることも。
その隠れストレスのひとつが「感情疲労」だと言われます。
🔹感情疲労とは
嬉しい、楽しい、悲しい、怒り…
感情は私たちの日常にリズムを与えてくれるものでもありますが
感情はエネルギーを過剰に消費します。
特に感情を出せずに塞ぎ込んだ時
脳と身体はこのような感情を排除するために、多くのエネルギーを必要とします。
もともと感情は
原始時代に人が野生で生きのびるための機能であり、命がけの場面で発動するため、どの感情でも極端にエネルギーを消費するものなのなんだとか。
- 喜ぶ・・・水や食料を見つけ、仲間に伝える。笑う・大声を出す
- 怒る・・・敵から身を守る。他者から自分の居場所を確保する。攻撃する
- 不安・・・万が一のリスクを想定する。死や最悪の状況への対処
ライオンに襲われるような命がけの日常はなくなった現代でも
原始時代から脳のつくりは大きく変わってい
ないので、平和なときであろうと、感情が発動されているとき、私たちは原始時代と同じ、命がけ相当のエネルギーを消費します。
特に
- 感情を表に出しながら行動する
- 感情を抑えながら行動する
場合、後者の方が疲労が大きいそうです。
そしてSNSの普及により
- 24時間連絡でき、常に感情の波が起こりうる状態
- 強い感情刺激がある動画や画像に触れる
が増え
想定以上に感情疲労を蓄積させているそうです。
実はこれを癒すには意外にも
「感情のない状態をとりもどす」ことです。
実は感情には3種類しかないと言われ
①快の反応 ――喜び・うれしさ・楽しさなど
②不快の反応 ―怒り・不満・憂鬱・くやしさなど
③快でも不快でもない“ニュートラルな”状態
このうち、人が欲しいのは①快で
食べる、遊ぶ、他人の評価・リアクションを求めて頑張るなど…
もともと心には、承認欲も含めた「欲求」があるからこそ、つらいときや疲れたときほど「欲求の満足」を求めます。
でも残念ながら
快の反応は「長続きしない」ものであり
そして「すぐ元に戻る」ものなんです。
現実に引き戻された時に待っているのは「不快な反応」へと変わります。
この「快か、不快か」の反復が特に振り幅が大きいほど感情疲労を引き起こします。
つまりニュートラルでいられる時間が長ければ長いほど、穏やかに過ごせるということになります。
ニュートラル思考のためには
・敢えて情報を遮断する
・「良い」「悪い」の判断をやめる
・何も考えない時間をもつ
日本には古くから「中庸」という考え方があり
「中庸」とは、極端にかたよることなく調和のとれた状態=バランスです。
「中庸」の道を進むと「天命」が分かるとも記され、自分が何をすべきか、本当の自分が分かる方法ということなんだとか。
私ももともとは感情疲労しやすいタイプですが最近は
なんとかなる、なるようにしかならない、
あと、本のタイトルにもある「心配事の9割は起こらない」と思って生きてます笑。
実際本当にそうなんだなぁと思います。
感情疲労しやすい人は
体に目を向けることもオススメです。
血が巡ることで心もスッキリすることも...◟̆◞̆
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