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陰の働き者【脾臓】ケアで免疫力アップ
人間の臓器はそれぞれ大事な役割があります。
重要な臓器なのに注目されにくい
「脾臓」
脾臓はあまり知られていませんが
かなり大事な働きをしています。
脾臓とはにぎりごぶしほどの大きさで
左上腹部、胃の外側から裏側にあり、ふつうは肋骨の下に隠れています。
脾臓の主な働きは、
老化した赤血球を破壊し除去すること
一言でいうなら、血液中の異物を取り除く"フィルター"です。
老化したり変形したりした異常赤血球は脾臓内の網に引っ掛かり、破壊されます。
また、脾臓は血小板の貯蔵庫としての働きもあります。
また、脾臓内にはリンパ球が沢山あり、
体内で最大のリンパ器官であり免疫機能とも深い関係があります。
地味な臓器とはいえ、血液の若さと、身の安全を、しっかり守っているのです。
脾臓が弱ると出る症状は
□ゲップ
□お腹がはる
□胃やみぞおちのあたりが苦しい
□婦人科疾患
□足の冷え
□食欲不振
□便秘
□下痢
□不妊症
□疲れやすい
□口内炎
□足の親指にかけての痛みやしびれ
脾臓は「喜燥悪湿(きそうおしつ)つまり乾燥に強く、湿気に弱い特徴があります。
雨が続いたり湿度が高い時に弱りやすくなり、食欲が落ちたり倦怠感が出やすくなります。
また東洋医学でいう
「脾」の働きは、脾臓だけではなく、胃の働きに膵臓の働きが加わった感じだと考えられます。
食べ物は、消化された後にインスリンが膵臓から適正に分泌されることで有効利用できる形となり、貯蔵され、エネルギーがつくり出されます。
冷たい飲食物による「寒邪」の影響やエネルギーがうまくつくれないことにより、「脾気虚」や体が冷える「脾陽虚」となります。
怠さや食欲不振を感じる時は
脾臓を元気にする食べ物を摂り、身体にできるだけ「湿」を取り込まないということ。
控えるもの
・冷たいのみもの、お酒
・油っこいもの
・生野菜、生もの
多めに摂ると良いもの
・生姜・ネギ・ニンニク
これらの食材には、身体を温め水分を飛ばす働きがあります。
・大根や芋類など土の中で育つもの
東洋医学の五行※では「脾」は「土」に属しています。
脾臓は免疫を担当しているのでアレルギー症状がある人は弱っている可能性があります。
また脾臓が弱るのは肝機能の低下にもありタンパク質不足が原因になることも。。
そのため普段から意識してタンパク質を摂る事が肝機能を守り、脾臓を大事にしましょう。
流行りのウイルス予防にはまずは免疫力を高めること。
その免疫機能に実は脾臓は深く関係しています。
そして脾臓ケアには足ツボも効果的。
老廃物が尿とともに効率よく体外に排出され、不調の改善効果が高まるのです
足裏では左足にしかないツボで薬指と小指の間の中央付近のやや外側に位置します。
足裏マッサージで左のこの辺りが痛い方…、
確かに最近多いです。
不調はもしかしたら臓器の疲れからかもしれません。ご自分がどこの臓器が疲れているのか知ることも大切かもしれません。
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