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腰痛の本当の原因は…?
多くの方のお悩みの慢性の腰痛。
その「腰痛」
実は全体の8割以上が"原因不明"だと言われています。
神経を圧迫するもの、骨が原因のもの、内臓が原因のものなど、様々考えられるのですが、
次の説が多いのではと言われています。
🔹筋・筋膜性腰痛と「トリガーポイント」説
多くの人は筋・筋膜性腰痛ではないかという説があります。
筋・筋膜性腰痛は、腰の筋肉や筋膜に対して急激にあるいは慢性的に負担がかかることで生じます。
筋肉は筋膜によって繋がっています。
筋膜は本来色々な方向に伸びるものですが、傷ついたり、特定の筋肉が過剰に働いたすると、その動きが悪くなってしまうことがあります。
一箇所の動きが悪くなるとその場所だけではなく、他の部位もその影響を受けます。
筋膜は痛みを感知するセンサーの多い部分なので、動きが悪くなったり、引っ張られ続けたりしていると痛みのセンサーが反応して痛みとして感じるようになります。
そして、筋肉や筋膜のその痛みの元となるのが「トリガーポイント」
トリガーとは"引き金"のことで
トリガーポイントのほとんどが、東洋医学でいう「ツボ」と一致していると言われます。
トリガーポイントができやすい部位は、
筋肉が骨に付着する部分、筋肉と筋肉が連結する部分、筋腱移行部、また力学的にストレスのかかりやすい場所などです。
トリガーポイントができる理由は
普段の生活習慣によって筋肉にかかっているストレスが、その筋肉に小さな傷を作ることで周囲の毛細血管を圧迫し、
そして、そこに老廃物や痛みの原因物質が蓄積されることだと言われています。
トリガーポイントの正体は体の老廃物です。
その老廃物の具体的なものは…
食事から体内に入った栄養分は血管を通って細胞に送られ、
そこで起こる化学反応で必要なエネルギーが取り出されます。
老廃物とは、この時に一緒に発生した言わば"ゴミ"で
それは、アンモニアや二酸化炭素、腸内細菌の死骸、尿素、アカ、有機酸、無機塩などです。
特に細胞のpH値に影響を与える有機酸は
・肉類の食べ過ぎで発生する尿酸
・コーヒーの飲み過ぎで発生するクロロゲン酸
・砂糖の摂りすぎで発生する酢酸
・火の通りすぎた食べ物の摂りすぎで発生する硝酸
などが挙げられ、遺伝子構造の変化にまでつながることもあります。
このような老廃物には毒素や疲労物質も含まれ、ちゃんと排出されなければ体の身体の痛みや疲労を感じやすくなったりします。
本来は尿、汗、排泄などを通じて排出されますが、
運動不足などや座りっぱなしで筋肉を動かすことが減ると血流も悪くなり、老廃物をうまく排出できなくなります。
老廃物がいつまでも同じ場所にとどまり続けると、血液やリンパ液が流れなくなり、
老廃物とともに体外に出されるべき水分も溜まってしまい、
むくみや冷え性となり、
どんどん悪循環に…
🔹腰痛の約8割の原因はストレス?!説🔷
原因不明の腰痛は不安や我慢など心理的ストレスから来ている説があります。
ストレスにさらされると脳が痛みを抑え込む「下行性疼痛抑制系」という仕組みが働きにくくなります。
これが正常に働いている場合は、痛みの信号が脳に伝わると、脳内に「ドーパミン」の神経伝達物質が放出され、「オピオイド」という鎮痛作用のある物質が放出されて、脳への痛みの信号が抑えられます。
長くストレスにさらされていると、痛みの信号が脳に伝わっても「ドーパミン」が放出されず、神経のバランスを保つ「セロトニン」の分泌も低下する。
その結果、痛みを抑制する仕組みが機能しなくなり、わずかな痛みでも強く感じたり、痛みが長引いたりしてしまうようになる。
そして
「また腰痛になるのでは」という不安が悪循環につながるのです。
つまり
腰痛改善ポイントは、
・「血流を整えて、ゴミを押し流すこと」
・「ストレスケア」
たまった老廃物を流すには、ちゃんと「流れる」ように「巡り」を良くすることです。
そのためにはマッサージなどで筋肉や筋膜をほぐし、体を温めて、血流を良くすること。
セルフケアとしては
お風呂にゆっくり浸かることが何よりです。
そしてストレスを溜めないことと言えば
「それが簡単にできたら苦労しないよ」という感じですが、
逆に言うと「ストレスを無くそう」とするより「リラックスの時間をたくさん作る」ことが大事なのかもしれません。
リラックスの時間は人それぞれ。
音楽、食べること、アロマ、睡眠、
マッサージを受けること…
「心地良い」時間をどれたけ作るかが
"自分を大切にする"ことでもあると思います。
長引く腰痛も、他の痛みや不調も
自分にあった改善法は必ずあると思っています。
まずは巡りアップと、ストレスケア…
ご相談ください☺️
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