♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
やる気が出ないのは○○が足りない?!
理由もなく何となくやる気が出ない…という日がありませんか?
それは脳内物質が関係しているかもしれません。
いわゆる「やる気」というものは脳の側坐核というところから分泌される「ドーパミン」という神経伝達物質によってもたらされていることが実証されています。
実は「やる気」を出す必要があるのは
生きていくための目的達成や危険回避の為でもあります。
ドーパミンはそのやる気を促し、幸福感をアップさせるホルモンです。
また仕事や学習などに必要な情報を一時的に記憶・処理する能力である「ワーキングメモリー」にもドーパミンは影響を与えるといわれ、ドーパミンの分泌が活性化されると、学習能力や仕事能率のアップも期待できます。
ほかにも、達成感、快感、喜び、感動など
ももたらします。
そのため、ドーパミンが不足すると「やる気が起きない」「記憶力や作業能率の低下」「無関心・無感動」などを引き起こし、幸福感の低下につながってしまいます。
そしてパーキンソンと言われる病気は、このドーパミンが何らかの理由で減ってしまって体を動かす働きが乱れ、手足のふるえや筋肉の硬直などの症状がでます。
🔹ドーパミンの効能
・幸せな気持ちにさせ、意欲に繋がる
・集中力のアップ
・ポジティブになれる
ドーパミン量が減る原因は、まだ十分には解っていませんが年齢に伴った脳の何らかの変化や遺伝子に関連した変化が推定されていますが、栄養不足説もあります。
🔹ドーパミン不足に関係する栄養素
【ビタミンB群】
不足すると不眠や集中力低下の原因に!
脳内で重要な役割を果たしているビタミンB群。特に、ビタミンB6、葉酸、ナイアシンなどは、セロトニンやドーパミン、ギャバをつくり出すために必要不可欠な栄養素です。
不足すると、不眠に悩まされたり、新聞や難解な本が頭に入ってこなかったりといった集中力の低下が現れるようになります。
【ミネラル(鉄)】
不足すると疲労感や立ちくらみの原因に!
特に、鉄は全身に血液を運ぶ役割を担っているため、不足すると脳内の酸素も不足し、疲労を感じやすくなったり、立ちくらみなどの症状が現れたりします。
【脂質(コレステロール)】
不足するとストレスを感じやすくなる
脂質の中でも特にコレステロールは、ストレスに対抗するために分泌されるステロイドホルモンの材料。不足すると、脳の機能が低下したり、ストレスを感じやすくなったりします。
ドーパミンを増やす食べ物
ドーパミンの原料となるのは「チロシン」というアミノ酸で、最も多く含んでいるのは乳製品に含まれている「カゼイン」からチロシンは多く摂取できます。
特にチーズは生乳の水分を抜いて、残ったたんぱく質を固めたものでもっとも効率よくカゼインを摂取できる食品といえます。
そのほかの食材として、大豆の煮豆、豆腐、納豆、枝豆、おから、きな粉など、大豆食品にも多く含まれます。
🔹その他ドーパミンの増やし方
・達成しやすい目標をつくる
ドーパミンは「気持ちが良い」「心地良い」と感じると出るだけでなく、最近の研究で、「この先何かいいことがあると感じたときに出る」つまり、何かご褒美を想像した時に出ると言われます。
「これが終わったら〇〇を買おう」とか「ご褒美に〇〇を食べよう」などプチご褒美を作ることごオススメです。
また誰かに褒められたり、認められた時にもドーパミンは分泌されます。
・好きな音楽を聞きながら何かする
好きな音楽を聴いてワクワクしているとき、身体活動は活発化し、ドーパミンが分泌されることが分かっています。
・瞑想する
瞑想することでもドーパミンが分泌されることが分かっています。
・体内の浄化
特に腸の状態が脳にダイレクトに影響を及ぼすので、発酵食品を摂取したり、十分な睡眠、そして油や糖分は控えることなどで、体の中をキレイにすることも大切です。
雨ばかりでやる気が出ない…
そんな時はまずは食べるものを変えてみたり、自分にちょっとご褒美を与えてみたり…
そしてたまには自分自身を褒めてあげることも大切かもしれません。
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