♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 05 / 11  07:47

とっても重要な…【股関節】

 

先日、ベテランの治療家の方からお話が聞ける機会があり、とても勉強になりました。

 

ざっくり言うと

腰が痛い、肩が凝る、膝が痛い

その原因は筋肉だけでなく「骨や関節」にもあること、

もっというと「股関節が捩れる」からなんだとか。

 

人は(お行儀の上で)膝をくっつけなさい!という教育や、脚の内側同士をピタっとくっつけて立つことが美しいとされているため、股関節を内側にねじって脚同士を近づけようとする動きを多く行っています。

 

それにより股関節が内側にねじれていることが多かったり

腹筋が弱く体の軸が体幹で保ないため股関節が内側にねじれて中心軸を保とうとするそうです。

 

そのような体の作用により、股関節がねじれやすくなっているのです。

 

股関節がねじれを起こすと、体は「これ以上ねじれないようにしよう」と下半身の筋肉が硬直しやすくなります。

さらに、ねじれに対抗するように余計なお肉を蓄えてしまうことも

 

他にも股関節が硬くなる原因として

 

1.股関節周りの筋肉のコリ

股関節にはふくらはぎや太ももの裏の筋肉、お尻や背中などの筋肉も関係し、どれか一つでも硬いと、股関節も硬くなります。

 

2.加齢や姿勢

加齢により血管や筋肉が硬くなると、軟骨のクッションが減り柔軟性が低くなります。

また、日頃の姿勢が悪いと骨盤が歪み、骨格のバランスが悪くなり股関節が硬くなります。

 

3.長時間、同じ姿勢でいる

デスクワークなど同じ姿勢を長く続けていると、筋肉が凝り固まり、股関節周りの筋肉も硬くなります。

 

4.股関節を動かすことが少ない

歩くことや運動が減ると股関節の可動域は低下します。

 

このような日常生活のクセで股関節が内側にねじれると、太ももの骨が前や横に張り出しています。

 

それにあわせて脚の外側や前側に体重をかけやすくなるので、そこに筋肉や脂肪がついて、太ももの前や外が張ってくると同時に、太ももの内側や裏側は使わなくなるので、筋肉が衰えて脂肪がつき、たるみやすく

 

下半身太りが気になる方の原因はここです。

 

そして

股関節が正しいポジションにはまれば、太ももの筋肉をバランスよく使えるようになります。

 

 

🍀股関節タオルで簡単セルフケア

肩幅くらいに足を開いてイスに座ります。バスタオルをたてに折りたたんで、両ひざの近くで8の字になるように巻きつける

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②タオルが交差した部分が、ひざとひざの間にくるようにして、両手でしっかり握ります。そして、両ひざを内側へ思い切りギューッと3秒ほど押しつける(タオルをつかんだこぶしを挟む感じ)

 

一度力を抜いてから、今度は外へ思い切りグーッと3秒ほど広げる

(タオルで固定されているのに逆らう感じ)

 

外という動きを、30回くらいくり返しましょう。これを1セットとして、できれば、朝昼晩とそれぞれ1セットずつ行うと効果的です。

 

なぜ、この体操が股関節に良いのかというと

外と太ももを動かすときに使われるのが、太ももの外側及びお尻にある外転筋と、太ももの内側にある内転筋です。

 

外転筋は股関節を外側に開くための筋肉で、お尻の中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋などがそれに当たります。

 

内転筋は、股関節を内側に閉じるための筋肉で大内転筋、短内転筋、長内転筋などが含まれます。

 

股関節は、体の要ともいうべき関節で、ここを鍛えるだけでも股関節を支える力をかなり補強することができるのです。

 

股関節に違和感がある時、放置すると股関節を支える筋肉群が弱っていくだけでなく、その筋肉が硬くなり動かせる範囲が狭くなり、それがあらゆる不調のもとに

 

何となくわかっていたけれど、

やっぱり股関節は超重要!でした。

 

奏では股関節を調整するというよりは

さっきの内転筋や外転筋を緩めていくことを意識しています。

キーは横向き施術

 

股関節、腰痛のお悩みもご相談ください◟̆◞̆ 

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