♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 05 / 05  08:03

連休明けはセロトニンで心の安定を

 

連休最終日の方多いと思いますが

 

特に長期の休みが終わると

気分が落ち込む、やる気がでないなどいわゆる五月病にもなりやすい時期です。

 

こういう時こそ睡眠や食べるものを整えて、心身を安定させることが大切です。

 

昨日も書いたように、ストレスが溜まったり

心が不安定な時こそ、

甘いものやジャンクフードを欲しがちですが

それこそが栄養バランスを乱し心と身体にも悪影響が出てきてしまいます。

 

まず、心の安定には

セロトニンが深く関係しています。

 

別名、幸せホルモンと呼ばれる脳内ホルモンで、「ノルアドレナリン(神経を興奮)」や「ドーパミン(快感を増幅)」と並び、感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係する三大神経伝達物質の1つです。

 

脳は緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌し、ノルアドレナリンやドーパミンの働きを制御し、自律神経のバランスを整えようとするのです。

 

セロトニンは脳内で作られますが、その材料として必須アミノ酸のトリプトファンが必要となります。ただし、トリプトファンは体内で生成できないので、食事から摂らなければならず、

 

また、トリプトファンからセロトニンに変換するためにはビタミンB6も必要になります。

 

 

食べ物から摂取したトリプトファンは、日中は脳内でセロトニンに変化し、夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。 

 

そのため、トリプトファンが不足すると、不眠症や睡眠の質の低下を引き起こす原因となります。また、トリプトファンは、糖質、たんぱく質、脂質を代謝・分解する上で必要なビタミン(ナイアシン)の合成も行います。

 

 

🔹トリプトファンが多い食べ物:魚、豆腐、納豆、バナナ、アボカド、アーモンドなど

 

 

🔹ビタミンB6が多い食べ物:豚肉、まぐろ、かつお、卵、豆腐、納豆、にんにくなど

 

 日光とセロトニン

また日光を浴びると陽の光が

網膜を刺激して、直接セロトニンを活性化させます。

 

ストレスを解消するという面で日光浴にはもう1つのメリットがあります。

日光浴をすることでビタミンDが生成されます。

この生成されたビタミンDには、腸管からのカルシウムの吸収を促進し、腎臓からのカルシウムの再吸収を促進し、血中カルシウム濃度を高める作用があります。

カルシウムには神経の興奮を抑え、精神を安定させる働きやホルモンの分泌を調整する働きがあります。

 

ちなみにビタミンDが活性化されるのに必要な日光照射時間は1520分で良いという研究結果も出ています。

 

朝起きて頭がすっきりしていく状況はセロトニンによって起こるもので、

目覚めが悪い、起きても頭がボーッとしている人は、セロトニンが不足している可能性があります。

 

さらに

セロトニンには痛みの感覚を抑制する働きがあるので、欠乏すると些細なことで痛みを感じやすく、肩こりや頭痛などを感じやすい方も当てはまるかもしれません。

 

セロトニンは元気を心と身体に与えてくれる、体内で作られる特効薬

 

適切な量が出ていると、頭が覚醒して、心のバランスも取れ、自然に物事に対する意欲が出てきます。自律神経の調節が良くなると、血色がよくなり不定愁訴(原因のわからない体調不良全般)の改善にも

 

そして目がぱっちりしたり、姿勢筋や抗重力筋が働き、顔も引き締まり、背筋も伸び、若々しく輝いて見えたりとメリットがいっぱい。

 

5月は特にセロトニンを意識してみましょう◟̆◞̆ 

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