♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
簡単すぎる「かかと落とし」効果がすごい!
昨日は地に足につけること
そのためには物理的にしっかり地面に足をつけることが大切
ということを書きました
人間の全体重を支える足。
そして“踵=かかと”も、とても重要な部位です。
歩いたり、走ったりする時、
踵は衝撃を吸収してくれると同時に、前へ押し出すばねの役割もしています。
踵への荷重は歩いている時には体重の約1.3倍、走ると約2.8倍になるといわれます。
踵が歪んだ状態で⽣活を続けると、
骨格も歪み、筋肉は緊張し、
結果、神経が圧迫され、腰痛や肩こり、自立神経の異常などを引き起こし、体調不良につながってしまうのです。
ほんの2.30㎝で重心を支えている踵は球体のため、重心が前後左右のどこにあっても立ててしまいます。
そのため、歪んだ状態が“当たり前”だと体や脳が思いこみ、歪んでいても、ほとんどの人はそのことに気づけないんだとか。
🔹踵の歪みは靴の減り方でチェック
●靴底の「外側」が減っている
→かかとが「内側」に傾いている
8~9割はこのタイプでがに股、O脚、猫背、ぽっこりお腹などの人に見られる傾向です。
●靴底の「内側」が減っている
→かかとが「外側」に傾いている
内股、X脚、偏平足、外反母趾などで悩んでいる人は、このような傾向にあります。
年齢とともに足の筋力が衰えてくるのは仕方ないながら、長引く在宅生活で座りっぱなしの生活を続けると抗重力筋が刺激されないため、死亡リスクが40%上がるという論文もあるそう…
「抗重力筋」とは、字の通り重力に抗する筋肉のことで
重力に対して姿勢を保つ筋肉のことを言います。
立っているときも、座っているときも抗重力筋が体のバランスを取っているのです。
そこで最近、
かかと落としの健康効果が注目されています
かかと落としと言っても、格闘技で足を大きく振り上げて落とす技ではなく、
つま先立ちの姿勢から踵をストンと落とすだけの簡単な運動です。
🔹かかと落としが注目される理由
骨には「骨芽細胞」という骨を作る細胞があり、骨に刺激を与えると、骨芽細胞が活性化します。
さらに、骨芽細胞が活性化すると「オステオカルシン」という骨ホルモンを作り、これが色々な健康効果をもたらしてくれます。
また、骨に衝撃を与えると、脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン」という物質が増え、コレステロール値を下げたり、動脈硬化を防ぐ、脳細胞にも働いて、脳機能を改善する働きがあることも判明!
<オステオコルシンの健康効果>
・高血糖予防・肥満予防
・動脈硬化予防・肝機能UP
・認知症予防・筋力の衰えを防止
<簡単!かかと落としのやり方>
①足を肩幅に広げて立つ
②踵を上げて(爪先立ち)そのままストンと落とす
たったこれだけ。
ポイントは、つま先立ちをするときに背筋を伸ばす事と1日30回を目安に行いましょう。ひざに痛みがある方は、椅子に座りながらでもOK。
(※足に痛みのある方や骨に異常のある方は控えてください)
こんなに簡単なら
ちょっと休憩に
歯磨きしながら、テレビをみながら
ズボラさんにも比較的チャレンジしやすいかと思います。
そして、どんなことも
大事なことは、回数よりも続けること。
それが大きく数ヶ月後、一年後、数年後の
健康状態を変えるかもしれません。
lets!かかと落とし。
足首や足裏が硬くなっている方は
まずはほぐしてからトライしましょう。
足の疲れ、不調もご相談ください。
https://izumi-kanade.com/free/yoyaku