♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
冬を乗り切るために「腎」を養う
昨日は地に足をつけることと「腎」が関係あるという話をしましたが
冬は「腎」の働きが弱くなりやすい季節…
腎には風邪などから身体を守る力も蓄えられ、身体を温める働きもあるので
冬こそ腎を労ることが大切です。
東洋医学では、腎臓だけではなく副腎も含めて『腎』と総称します。
腎は呼吸を安定させたり
全身の水分代謝をコントロールし、
副腎はホルモンバランスを整え、生育や意欲、活力と関係し
体内の水分を循環させて余分な水分を排泄させたり、身体を活力ある状態に保ってくれているのです。
腎が疲れ、弱ることを"腎虚"と言い
- 身体がだるい、倦怠感
- 腰痛・肩こり・手足のしびれ、冷え。
- 喉が渇き、トイレが近い
など
原因は加齢、ストレスや人間関係の悩み、過剰な肉体疲労、食の乱れなど…
そして「冷え」です。
腎を労るには
まず身体を冷やさないこと。また腎は過労やストレスにも弱いので休息や睡眠をしっかりとり、適度や気分転換なども必要です。
また腎を養う食事は
冬に“旬”なもの=
根菜類や葉物野菜などの、根っこの部分や地面に近い部分に栄養を多く含むので
身山芋、里芋、蓮根などの根菜類や、ほう
れん草などや、黒い色の食べ物が挙げられます。
黒豆、黒ゴマ、きくらげ、ひじき、海藻類、黒砂糖など
反対に、腎に負担をかけてしまう食べ物は
乳製品や砂糖で
チーズや牛乳などの乳製品は本来、日本人が食べていたものではないため、現在でも多
くの日本人が乳製品を十分に消化できないとも言われています。
また恐れ・驚きという感情は「腎」を疲労させまふ。
驚きすぎたり、恐怖など激しい感情は
体にとってあまりよくないということです。
この時期、腎を労ることが
暖かくなる春から元気に動き出し、春に不調が出にくい心身に繋がります。
下半身のマッサージも腎の働きを活性化します。
感染症予防や冷え性対策のために、腎パワーを高めることを少し意識してみてくださいね。
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