♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
筋肉とコリと感情の抑圧
不思議なことに、
マッサージ中に「感情」が解放されるということが稀にあります。
原因のわからない痛みや、
ほぐしてもすぐに元に戻ってしまうコリ…
実は【感情の抑圧】が原因で、身体の痛みやコリに結びついていることがよくあります。
🔹<感情の抑圧とは>
悲しい、寂しい、つらい、などネガティブな泣きたくなるような感情を、感じて、表現しないで、ぐっとこらえてしまうことです。
感情はエネルギーですので抑圧されると身体の中に溜まっていきます。
そして感じてもらうために、外部の刺激(過去と同じような状況や言葉など)で
反応して心がわさわさ反応しやすくなります。
例えば
突然、予期せぬ悲しい出来事に遭遇したとします。
その時に悲しみや涙を我慢して、何事もなかったことのように振る舞おうとしたら、
どのようにからだは反応し、
悲しみを感じたくなくて無意識に抑えこもうとしたとき、からだはどのような力が入るのでしょうか?
こらえたときに
・涙が流れないよう、こめかみや眉間のあたりに力をいれて押さえつける
・グッと悲しみをこらえるため歯を食いしばる
・気丈にふるまおうと必要以上に首や肩、背中周りに力が入る
と、からだの色々な筋肉を緊張させて硬くしていきます。
これを精神分析家が
「筋肉の鎧」
と表現し悲しみだけではなく、怒りや不安などのネガティブな感情を抑えこもうとしたとき、からだの筋肉を硬くして感じないようにして、自分の心を守っていくと考えられています。
抑圧が続くことで、慢性的に筋緊張が続いて身体症状が生じてきます
すると
・涙を流さないように目の周りや頭部に力が入り続けることで【頭痛】になる
・歯を食いしばり首、肩、背中に力が入ることで【肩こり】【背部痛】【首の痛み】が生じる
・全身の筋肉が緊張して交感神経が高まることで【動機】【浅い呼吸】【嘔気】【下痢】が生じる
など、身体面での不調がいたるところにあらわれてきます。
感情エネルギーの抑圧→心の緊張→自律神経がバランスを崩す→筋肉の緊張や血管の収縮による血流不足→部位のコリや痛みが出る
そして
逆に筋肉を緩めることで
抑えていた感情が解放されるということも起きます。
ヨガやストレッチ、軽い運動が
心を穏やかにする効果があるのはこのためです。
運動やヨガができない時は
「お風呂」
ポイントは「ぬるめのお湯にゆっくり」です。
温泉で気持ちもスッキリしたという経験はあると思いますが
ぬる湯は交感神経を休め、副交感神経を優位にして、身体の緊張をほどいていく効果があるのです。
また腹式呼吸も同じ効果があるので
寒い冬はお風呂で腹式呼吸をしてみるのもよいかもしれません。
筋肉がこわばると
心もこわばります。
まずは筋肉を緩めてあげましょう♡
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