♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2021 / 01 / 11  08:44

筋肉とコリと感情の抑圧

不思議なことに、

マッサージ中に「感情」が解放されるということが稀にあります。

 

原因のわからない痛みや、

ほぐしてもすぐに元に戻ってしまうコリ

 

実は【感情の抑圧】が原因で、身体の痛みやコリに結びついていることがよくあります。

 

🔹<感情の抑圧とは>

悲しい、寂しい、つらい、などネガティブな泣きたくなるような感情を、感じて、表現しないで、ぐっとこらえてしまうことです。

感情はエネルギーですので抑圧されると身体の中に溜まっていきます。

そして感じてもらうために、外部の刺激(過去と同じような状況や言葉など)で

反応して心がわさわさ反応しやすくなります。

 

例えば

突然、予期せぬ悲しい出来事に遭遇したとします。

 

その時に悲しみや涙を我慢して、何事もなかったことのように振る舞おうとしたら、

どのようにからだは反応し、

 

悲しみを感じたくなくて無意識に抑えこもうとしたとき、からだはどのような力が入るのでしょうか?

 

こらえたときに

・涙が流れないよう、こめかみや眉間のあたりに力をいれて押さえつける

・グッと悲しみをこらえるため歯を食いしばる

・気丈にふるまおうと必要以上に首や肩、背中周りに力が入る

 

と、からだの色々な筋肉を緊張させて硬くしていきます。

 

これを精神分析家が

 

「筋肉の鎧」

 

と表現し悲しみだけではなく、怒りや不安などのネガティブな感情を抑えこもうとしたとき、からだの筋肉を硬くして感じないようにして、自分の心を守っていくと考えられています。

 

 

抑圧が続くことで、慢性的に筋緊張が続いて身体症状が生じてきます

 

すると

・涙を流さないように目の周りや頭部に力が入り続けることで【頭痛】になる

・歯を食いしばり首、肩、背中に力が入ることで【肩こり】【背部痛】【首の痛み】が生じる

・全身の筋肉が緊張して交感神経が高まることで【動機】【浅い呼吸】【嘔気】【下痢】が生じる

など、身体面での不調がいたるところにあらわれてきます。

 

感情エネルギーの抑圧心の緊張自律神経がバランスを崩す筋肉の緊張や血管の収縮による血流不足部位のコリや痛みが出る 

 

そして

逆に筋肉を緩めることで

抑えていた感情が解放されるということも起きます。

 

ヨガやストレッチ、軽い運動が

心を穏やかにする効果があるのはこのためです。

 

運動やヨガができない時は

「お風呂」

 

ポイントは「ぬるめのお湯にゆっくり」です。

 

温泉で気持ちもスッキリしたという経験はあると思いますが

 

ぬる湯は交感神経を休め、副交感神経を優位にして、身体の緊張をほどいていく効果があるのです。

また腹式呼吸も同じ効果があるので

 

寒い冬はお風呂で腹式呼吸をしてみるのもよいかもしれません。

 

筋肉がこわばると

心もこわばります。

 

まずは筋肉を緩めてあげましょう♡ 

 

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