♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
頭(脳)疲れていませんか?
今年は毎日不安なニュースが溢れる中
気づかないうちに「頭が疲れている」と感じているかもしれません。
いつも考え事をしている…
心配事が頭から離ない…
そんなとき、
常に頭の中が忙しく動いて
実際には「脳」が疲れてしまいます。
そもそも、脳が疲れるというのは
どんな時かというと
実は
目の前で起きている場面と脳の働きにミスマッチが起きている時です。
脳の中ではいつも
何かに集中しているときに働く「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク」と、
何もせずぼんやりしている時に働く「デフォルトモード・ネットワーク」というネットワークの切り替えが起きています。
例えば、人と会話するときは
言葉などを考えながら話すので
エグゼクティブ・ネットワークが働き
途中で目線を外したり、まばたきをして、
デフォルトモード・ネットワークに切り換え、頭の中でまとめて、次の話題に話を持っていくことが可能になります。
ネットワークの切り替えがスムーズにされていれば、脳の消費エネルギーが少なく済みます。
ネットワークの切り替えがうまくいかないときは
何かをしている時、心配事や関係ないことが頭に浮かび、そちらに気が囚われ、集中できなかったり
全く興味のないことを、ずっと聞いたり、
見たりしていると
脳内ではデフォルトモード・ネットワークだけが働いてしまい、ネットワークのミスマッチが続き、疲労感が蓄積されていくのです。
このネットワークは何によって切り替えられるか?
ざっくりいうと「体を動かす」ことです。
手を動かしたり、話をしている時、
実は無意識で目の動きが変わります。
会話中に人の顔を見ているときは、「焦点視」という一つの焦点を当てて目を使い、
焦点視を使っているときには、エグゼクティブネットワークが働きます。
会話中に考え事をするときは、外を見るなど、自然に目が動き「周辺視」という、ぼんやりと周辺を見ている状態になります。
周辺視の時はデフォルトモード・ネットワークが使われ
そこで頭の中が整理されて、ネットワークが切り替わります。
脳の指令で体が動くので、本来、手作業をしている時には、ネットワークと目線のミスマッチが起こりませんが
デスクワークでずっと画面を見続けて、焦点視ばかりを使うと
エグゼクティブネットワークが働き続けます。
さらに休憩中にもスマホの画面を見て焦点視ばかり使い続けると、バランスを取るために、強制的に脳内のデフォルトモード・ネットワークに切り替えが起きます。
すると集中しなくてはならない時に
集中力が切れたり、意識が散漫になったり
ぼーっとしてしまったり
ということが起きます。
脳は、これまでの経験をもとに、常に次の行動の予測をするので
予測どおりに動いていればエネルギーの消費を抑えることができますが
残念ながら「飽き」が生じ、マンネリ化が起きます。
・いつもと違うことをする
・新しいことをする
のは脳にとって良い刺激でもあるのですが
あまりにも違うことをすると
エネルギーをたくさん使い、それも疲れる原因になるという矛盾が起きます。
そう、脳って、結構ワガママなんです笑
じゃあ脳が疲れないためにはどうしたらいいの?
という話ですが
習慣の一部に新しいものを取り入れる=
"未知の状態が50%、既知の状態が50%"
というのが、
脳が一番やる気になると言われています。
簡単なのは
場所を変えることや、
順番を入れ替えること
そして
いつもと違う道を歩くとか
いつもと違うジャンルの本を読むとか
習慣をちょっとだけ変えてみる
ただ
脳は、起床時間がそろわないと就寝時間が揃わない仕組みなので、休日と平日の起床時間はなるべく一致させた方が良いそうです。
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