♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
コリ、痛み解消に実は重要な「筋膜」とは
冷えや長時間のデスクワークに加え、年末は大掃除などで肩や腰、腕などに負担がかかることが多くなりがちに…
肩や腕、腰などに慢性的な痛みがある時、
押すと痛みが広がる「硬いしこり」のようなものがいわゆる「コリ」なのですが(別名トリガーポイント)
コリは筋肉などを包む「筋膜」という白い膜が厚くなっている部分に多く存在していると言われ、筋肉のこりや、痛みの多くは
「筋膜」が関係していることも明らかになってきました。
🔹筋膜とは
筋膜とはどこか一部分を指すのではなく、全身に張り巡らされている膜のことで
筋肉は筋繊維の束です。
この筋繊維1本1本を包むのが筋膜で
オレンジの薄皮でイメージすると
厚い皮が皮膚、果肉が筋肉で、真ん中にある薄皮が筋膜に当たります。
筋膜は筋肉と皮膚の間にあり、全身タイツのように体全体を覆い
筋繊維や神経と連結して、力の伝達や姿勢を保つ役割をしています。
筋膜は
筋肉のほかに骨や臓器、神経、血管なども傷付けないよう包み込みながらつながり、あるべき位置を保つ働きもしています。
層になった膜で構成される筋膜がスムーズに動くことで、筋肉や関節がうまく動きますが、
同じ姿勢を続けたり、筋肉を酷使したり、ストレスなどで緊張した状態が続いたりすると、筋膜同士や筋膜と筋肉、筋膜と他の組織が癒着して、硬直し、「こり」ができます。
すると
筋肉を動かせる範囲が狭くなり、癒着部分が炎症などを起こし、痛みとなります。
筋膜は全身つながっているため、他の筋肉や筋繊維にまで動きの悪さが波及し
特に上半身と下半身をつなぐ腰は痛みが出やすくなるのです。
筋膜リリースと聞くと
人にやってもらわないとできない…と思うかもしれませんが
ある程度なら、セルフケアでもできるのです。
フォームローラーがベストですが
タオルでも代用可能です(中に薄い雑誌などを巻き込むと硬さが出ます)
🍀基本は「圧迫しながら、ゆっくり伸ばす」
"指の腹や手のひらを使って、面で押さえるように圧迫し、ゆっくり押し伸ばしていく"
押し伸ばしたとき何も変化を感じない場合は、場所を変え、「気持ちいい」と感じる場所を探します。
筋膜の癒着が緩むとこんなプラスの効果も!
1 内臓が正しい位置に収まる
2 血液・リンパの流れがよくなり、冷えやむくみが取れやすく
3 自律神経のバランスが整い、不眠やストレスも改善
4 関節の可動域が広がって柔軟性アップ
奏の施術は筋膜リリースではありませんが
まずはコリ=トリガーポイントを持続圧で圧した後でストレッチを入れていきます。
筋膜をのばし、正しい状態に戻すことで、血流もよくなり、痛みも軽減するかもしれません。
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