♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
夏の心と体の不調は○○不足かもしれない…
一番暑さが厳しい今、
コロナ禍でマスクを着けていなければいけない今年は、例年以上に熱中症や夏バテへの注意が必要です。
熱中症や夏バテの予防対策として
水分と塩分摂取はいしきするかもしれませんが
研究で夏の疲労には「鉄分」の摂取に改善効果があることが明らかになったそうです。
また鉄分は疲労の改善だけでなく、
「日常的な心理的ストレスを軽減する」効果もあるとのこと。
実は日本は貧血大国といわれており、
貧血率は、他国の約45倍ともいわれ、特に女性を中心に鉄分の摂取量が不足しがちです。
鉄は、人間の生命活動を維持するために必須とされる16種類のミネラルの1つで
これらのミネラルは、人間の体内で合成することができないため、食事などで安定的に摂取しなければなりません。
不足した状態が長く続くと、心身にさまざまな不調が生じることになります。
鉄は、血液を介して、呼吸で取り入れた酸素を体のすみずみまで供給する役割を担っています。
このため、鉄が不足すると酸素の供給がスムーズに行われなくなり、細胞が酸欠を起こしてしまい、「鉄欠乏性貧血」になります。
鉄欠乏性貧血は
動悸、息切れ、めまい、頭痛、顔色が悪い、爪がもろくなるといった身体面はもちろん、うつ、パニック障害、学習障害などメンタル面にも不調が現れることも…
🔹鉄分不足チェック
□硬いものを嚙みたくなる(氷や飴など)
□爪が割れやすい
□髪の毛が抜けやすい
□アザができやすい
□冷え性
□イライラしやすい
□食が細い、肉、魚をあまり食べない
□歯ぐきから出血しやすい
□疲れやすい、軽い運動で動悸・息切れがする
□めまい、立ちくらみ、頭痛がよく起こる
チェックが多いほど、鉄分不足の可能性があります。
※なぜ硬いものが食べたくなるかは
こちらの記事でhttps://izumi-kanade.com/info/2611293
鉄は脳や内臓のさまざまな機能にかかわっているほか、昨日書いたセロトニンやドーパミンといった心と関係する神経伝達物質などの合成にも欠かせない存在です。
🔹鉄分不足にならないためには
*鉄分を多く含む食品を十分に取る。
(鉄分はレバ-や赤身の肉類、あさり、かき、血合いの多い魚、大豆製品、緑黄色野菜、海藻などに多く含まれています)
*たんぱく質を十分に取る
(魚、肉、卵、大豆製品、乳製品などのたんぱく質を多く含む食品を使った料理を毎食バランス良く食べるように心掛けましょう)
*鉄の吸収利用を良くする。
①酢、柑橘類、梅干しなど酸味のあるものや香辛料を使って胃液の分泌を良くする。
②ビタミンCの多い野菜、いも、果物などと一緒に取って吸収を促進させる。
③造血成分といわれるビタミンB12(レバ-、魚の血合い、納豆など)、葉酸(緑黄色野菜など)ビタミンB6(いわし、かれい、卵黄など)、銅(貝類、レバ-、ごまなど)などと一緒に取る。
*食事中の緑茶や紅茶、コ-ヒ-などは控える。
これらに多く含まれるタンニンが鉄と結合して鉄の吸収を悪くします
この時期、食欲がなくなり、食べる量が減ると、栄養も不足しがちに…
それが身体と心に影響を与えるので
意識的に鉄分を含め、栄養のあるものを取りたいものですね。
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