♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2020 / 08 / 05  07:49

眠りが浅い、寝苦しい…夏の睡眠トラブル改善には

 

いよいよ夏本番。 

 

暑くなると、

夜、寝付きにくかったり、

途中で目が覚めてしまったり、

早朝に覚醒したり、熟睡した感がなかったり

 

睡眠のお悩みがある方も多いかもしれません。

 

 

十分な睡眠は、疲労回復だけでなく免疫力の維持にも重要で

体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃する「白血球」は睡眠中に生成され、免疫細胞を活性化する「睡眠ホルモン」は睡眠時に分泌されます。

 

🔹なぜ夏、眠りが浅くなる?

単純に暑苦しいだけでなく、東洋医学の

陰陽五行説と睡眠も関係があります。

 

身体の5つの機能(////)にはそれぞれ、関わりの深い季節があり

夏は「心(しん)」との関係が深く

心の不調によって睡眠に影響が起きたり、精神的な不安などにつながると考えます。

 

東洋医学でいう「心」しんとは

「心臓」だけを指すのではなく、もっと広い概念で

 

①血を全身に巡らせる

肝臓に蓄えられた血を全身に循環させる作用で、血の栄養分を送ることで臓器を正常に機能させ、身体を温めます。

心は肝の蔵血作用(血の貯蔵と量の調節)とも関わるため、血量が不足することで動悸などが生じることがあります。

 

②精神をコントロールする

思考や記憶、意志などの精神状態は「心」が統制していると考えられています。

つまり、心の不調が精神的不調に繋がり

・気分が落ち着かない

・不安感

・多夢

・寝付きの悪さ

・判断や記憶力の低下が生じると考えられています。

 

そして、夏は心が活発化すると同時に、心を痛めやすい季節といわれています。

 

汗でエネルギーの源である気や血が消耗されやすく、うるおいが不足し、心が本来持つ「火」の性質が活発化します。

すると、のぼせ、イライラ、ほてり、寝汗、不安感などから睡眠に影響が出ると考えます。

 

夏に深い睡眠とり、元気に乗り切るためには、 

「内臓を温めて、 体温調節に気をつけ、心を労る」ことが大切です。

 

🔹夏の過ごし方として

①食事

・苦味の食材を摂る

「心」が好むのは苦味で、苦味には解毒作用があり熱を冷ます効果がある食材が多く、

例えば、ミョウガ、ニガウリ、緑茶、コーヒー

中でも、緑茶はビタミン補給もできて同時に熱も冷ましてくれます。

 

・熱を冷ます食材を摂る

夏は汗で水分が出ていき、血液や体液量が少なくなり、体内に熱がこもります。

冷たい飲み物で熱を冷ますのではなく、

ニガウリや冬瓜、ズッキーニ、茄子、トマト

などは熱を冷ましてくれる食材なので、苦味のものと取ると良いとされます。

 

②水分とミネラル補給

睡眠に重要な神経伝達物質メラトニンの代謝にはミネラル分が必要不可欠です。

汗で失った水分をしっかり摂りながら、上記の夏野菜などからビタミン、鉄分、カルシウムなどのミネラルも補給する必要があります。

 

③気持ちの発散をする

本来、夏はイベントや旅行、お出かけなどで

発散できる季節ですが、

今年はリフレッシュできることに制限があるかもしれません。

なので自分でリフレッシュできる方法を見つけると同時に 

 

「ゆったり、のんびり、ゆるーく」過ごすことを意識してみるのも良いかもしれません。 

 

「心」を疲れさせないためには

焦らない、慌てない、怒らない

がキーワードです。

 

こちらの記事もhttps://izumi-kanade.com/info/3405147

 

シャワーだけで済まさず、 ぬるめのお風呂でリラックスしたり、軽いストレッチやヨガ、瞑想を習慣にすることも

夏のセルフケアとしてはオススメです。

 

そして呼吸を整えることも睡眠には大切です。体の疲れを感じている方はご相談ください◟̆◞̆ 

 

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