♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2020 / 02 / 09  08:39

冬は「補陽温腎」

暖冬とは言え、寒い毎日。

 

冬は人も季節に合わせて体の機能が冬眠状態になり、エネルギー代謝が低下します。

 

これに「冷え」が加わると血流が悪くなり体温調整が出来にくくなり免疫力も下がってしまうのです。

 

東洋医学や薬膳で

冬は『補陽温腎』といい、腎臓を大事にすることが冬を元気に乗り切るために重要だと考えます。

 

エネルギーや熱のもととなる「陽[よう]」を補い、「腎[じん]」を温めるという意味です。

 

 

 

『冬』と『腎臓』は東洋医学の五行論に基づいて考えられています。

 

五行論とは自然界に存在する物資を

【木】【火】【土】【金】【水】に分類します。

 

五行(木、火、土、金、水)

季節(春、夏、長夏、秋、冬)

 

五情(怒、喜、思、悲、恐)

 

五臓(肝、心、脾、肺、腎)

 

六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱)

 

 

て考えます。

 

【冬】は五行で5番目の【水】にあたり、

五臓の腎臓はこの【水】に属し、

"身体を循環する水分の代謝をしている"

ために、深く関係しているのです。

そして

五情の【恐】にも関わりがあるため、【腎】が弱ると不安や、恐れの感情が強くなると言われています。

 

五官(目、舌、口、鼻、耳)でいうと、腎は耳と関係しているので、恐れや不安の感情が強いと、

耳鳴りやめまいなどに繋がるという考え方です。

 

 

『腎』の不調による症状

むくみ

尿の減少

息切れ

呼吸困難

めまい

耳鳴り

骨がもろく、弱くなる

節々の痛み

抜け毛や薄毛

老けて見える

 

また、呼吸する時

腎に空気を取り込めないと、深い呼吸ができなくなるのです。

 

 

 

まずは食事から

五行で腎を補うのは、鹹味(塩辛いもの)

 

味噌

醤油

天然塩

アサリ

シジミ

牡蠣

昆布

ワカメ

 

 

血の巡りを良くし、体を温める食べ物

ネギ

玉ねぎ

生姜

ニンニク

にら

かぼちゃ

牛肉

羊肉

山椒

カレー粉

 

 

ツボでケア

足裏には、“湧泉”という腎に効くツボもあります。青竹踏みや、“湧泉”をマッサージするのもおすすめです。

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そして何といっても冷えは腎の大敵です。

腎のある腰回りや、足元はしっかり温めましょう。

 

 

アロマで腎をケアすることも

ローズマリー 血行促進、発刊作用。疲労回復効果も。

レモングラス リフレッシュ、血行促進。

オレンジ  心と体が温まる香り。体の循環を良くします。

 

 

冬は腎が弱ることにより、様々な不調が出ます。

マッサージや温め、巡りを良くして

"補陽温腎"

意識してみてくださいね☺️

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