♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2020 / 02 / 05  08:04

リラックスの訓練

 

「リラックス」すること。

 

簡単なことだと思いますか?

 

NOという方も多いかもしれません。

実はけっこう難しくて、誰もが好きな時にリラックスすることができるわけではないのです。

 

リラックスできない状態を

過緊張」と言い

正確には「自律神経の交感神経が過剰に緊張した状態」です。

 

過緊張になると

常に何かを考えてしまったり、眠りが浅かったり、疲れが抜けない

などリラックスしたくてもリラックスできなくなってしまいます。

 

 

 

リラックスした時の体はどうなっている?

本来リラックス状態になると、脳内の副交感神経系が活発になり、心拍数が減少し、血圧が下降し、血液の流れは良くなり、内臓の働きが活発になります。

 

体感できるリラックス状態としては、筋肉が緩み、呼吸が深くゆっくりとしてくるなどです。

 

精神的には、くつろいだ、ゆったりとした気分。

 

最近では、このリラックス状態にある時に免疫力が高まるという研究もあって、リラックスの持つ、さまざまな心身の不調への予防効果もあるとされています。

 

 

ではリラックスできない人がリラックスするためには?

 

身体がリラックスの状態を忘れてしまっているので、リラックスの状態つくるには

運動などと同じで、"訓練"が必要なのです。

 

 

その訓練は心をリラックスさせる方法ではなく

身体をゆるませる」ことにあります。

 

 

身体をほぐせば、精神もほぐれる

「ゆるんでいる」とは、体のいらない力が抜けている状態です。

 

体がゆるんでいると、呼吸が深くなり、心が穏やかになります。

 

シンプルに

身体をほぐせば心も自然にほぐれます。

 

 

 

身体をほぐし、緩めるために

身体の重心を下げる

リラックスできてない時身体の重心が高いままである可能性が高いのです。

逆に落ち着くと人間の重心は下がります。

心が落ち着いているとき、無意識に意識は下腹の方にあります。それに対して意識が頭にくると、重心が高くなります。

 

意識を下へというその「下」とは、具体的にはおへそから5cmぐらい下にある臍下丹田というところです。

不思議ですが、ただ丹田に意識を持っていくだけで気持ちが落ち着けることができます。

 

重さを感じる

椅子などに座りリラックスした体勢で、目をつぶりゆっくり呼吸します。

そしてまずは利き腕などの重さを感じます。

重さを感じるためには力を抜く必要があります。

その感覚を味わうことで体のリラックスを促します。

右手、左手、右足、左足といった順番で行うと効果的です。

 

③深呼吸する

「深い呼吸」とは、胸ではなくお腹にお空気を入れるイメージで呼吸することです。

実際にはお腹に入れているわけではなく、横隔膜を下げて肺に空気を入れるのですが、「お空気を入れる」とイメージしたほうが深い呼吸ができます。

 

緊張状態の時、

気持ちがフワフワして地に足が着かないような時は

物理的に重心を下げることで、

気持ちも落ち着いてきます。

 

 

「身体を緩ませる」自分でのケアと

 

それでも難しい時には人の手を借りることも

必要かもしれません。

 

マッサージなどを受けてウトウトしている状態は身体にも心にもベストな状態だと言われます。

 

アロマなどで香りや、音楽を利用するのも効果的です。

 

リラックスができない方、力が抜けない方は

ちょっとリラックスの訓練をしてみると変わるかもしれません☺️

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