♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
放って置かないで…ドライアイ
寒さが増し、いよいよ本格的な冬。
今の季節、気になるのは空気の乾燥です。
お肌のカサカサも気になりますが、
意外と見落としがちなのが目の乾燥=ドライアイです。
実はただ単に目が乾燥するだけではないドライアイは
何かしらの体からのサインです。
ドライアイとは、涙の乾きなど涙の異常により、目の表面の健康が損なわれる症状のことをさします。
「様々な要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり、目の不快感や視機能異常をともなう」ものと定義とされています。
乾燥した目は、表面に傷がつきやすくなり、そのままにしておくと、表面だけでなく、角膜や結膜の健康まで損なわれる可能性があり、角膜炎や結膜炎を起こす可能性も高くなります。
また視力検査では視力が1.5や1.0あるような視力の良い人も、ドライアイのせいで視界がかすんで見えるなどの影響を受ける場合があります。
ドライアイは、重大な病気ではないので、軽く受け取られがちですが、
悪化すると慢性の頭痛や肩こり、全身の倦怠感、うつ症状に繋がる場合もあるのです。
ドライアイの原因は涙の異常
パソコンやテレビ、スマートフォン操作でまばたきが減ること、
また人は緊張すると涙の分泌が減少するため、ストレスで涙の分泌が抑制されていることもドライアイの原因のひとつといわれています。
そして
ドライアイは「涙不足」だと思われていましたが、
より深刻なのは、「脂(あぶら)不足」です。
実は「涙の成分」は「水」と「脂」で「涙の水」のことを「涙液」と呼びます。
ドライアイは、次の3つの原因で生じます。
①涙液が蒸発しすぎる
②涙液の分泌が減る
③①と②が同時に起きる
蒸発が進みすぎてしまうのは、涙の成分のひとつ「脂」が減っているからです。
では脂がどこでできるかは
睫毛の内側には、『マイボーム腺』という、目を乾燥から守るために大切な脂質がでる分泌腺があります。
マイボーム腺からでる脂質は、目の表面の涙が乾かないように、重要な役割を果たしていて、いわば天然の美容液です。
このマイボーム線がちゃんと働かなくなることで、脂が減り目の潤いがなくなるのです。
マイボーム腺が異常を起こす原因
1.「交感神経」が高ぶる
マイボーム腺は、「副交感神経」によって正常に保たれていて、「交感神経」がたかぶると、「副交感神経」が働かなくなるので、マイボーム腺も働きが悪くなります。
2.目の酷使
パソコンやスマホ、ゲーム機など5目の疲れが、マイボーム腺に影響します。
3.ホルモンの影響
マイボーム腺は皮脂腺同様、男性ホルモンによって働きが活発になるため女性はもともと脂不足になり、ドライアイになりやすいと言われます。
【ドライアイの改善・予防】
1.青魚などに豊富なDHA・EPAを積極的にとる
脂の乗った魚に豊富なDHAやEPAは、ドライアイを防ぐとともに“薬”としても作用します。
2、スマホ、PC作業中は意識してまばたきをする
パソコンやスマホに熱中すると、まばたきが減ります。自分ではしているつもりでも、上まぶたが下まぶたにつかない不完全なまばたきになっている人も多いので作業中は1時間ごとに、ぎゅっとまぶたを閉じる“しっかりまばたき”を意識して行うよう心がけて下さい。
3.コンタクトレンズの装用時間を短くする
コンタクトレンズはマイボーム腺を減らすリスク因子であるとともに、涙液層を壊れやすくするので、帰宅後すぐにはずしたり、休日の装用を控えるなど。
ドライアイは様々な不調のきっかけにもなりかねないため
たかがドライアイ、されどドライアイです。
まずは眼精疲労をケアすることも大切です。
眼精疲労は「目」のケアだけでなく、繋がっている首のコリを取ることも重要となります。
眼精疲労にはドライアイヘッドスパが効果的です。
目の乾燥、疲れ、気になる方はご相談下さいね◟̆◞̆
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