♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
肩こりは胃からやってくる?
涼しくなったここ数日、
「肩がガチガチで…」と駆け込む方が増えていますが、
その辛い肩こり…
実は意外にも「胃」の不調が引き起こしている場合もあります。
食生活、ストレスなどによって胃腸は不調をきたしやすい臓器で
胃腸が弱ると、肩こりにつながるのです。
根本的な原因、実はお腹の奥深くのコリにあります。
胃が疲れると、胃の周囲の筋肉が緊張して血行不良を起こし、
この胃の周囲の筋肉や胃に栄養を送っている血管は、肩の血流にも影響を与え、
胃の周囲、背中の筋肉の緊張は、肩の筋肉の萎縮につながります。
この場合、背中から肩にかけてこりを感じます。
また胃は交感神経と深く関わっているので、自律神経の乱れも胃を弱らせる原因になります。
胃腸機能が低下すると、全身に栄養が巡らなくなり、肌荒れ、疲れ、冷え、など不定愁訴を招く原因になります。
胃腸疲れの原因は?
●寒邪によるもの
簡単にいうと「冷え」
お腹を冷やしたり、冷たいものの食べ過ぎなどにより、寒邪が胃部に停滞するなどして起こります。
●食べ過ぎ
●胃虚
もともと脾胃が弱く冷えがある方が過労やストレスなどにより起こります。
胃がシクシクと痛んだり、手足が冷えるなどの症状がでます。
ストレスが胃にきやすいのは
自律神経の乱れによるものです。
胃に負担をかけないために
<胃からくる肩こり対策法>
・食べ過ぎや飲み過ぎ、刺激物の取り過ぎ、就寝直前の食事の摂取などを控える
・なるべく温かいものを食べる
・できるだけゆっくりよく噛んで食べる
・ストレスをためない
胃の不調の時のセルフケア
●手のツボ押し
手にも反射区があります。胃の反射区は、手のひら側の親指と人差し指の骨が交わるあたりから、皮膜(水かき)全体にあります。
親指をあて、関節を曲げたり伸ばしたりしながら、矢印の方向に芋虫のように進んでみてください。
●腹式呼吸
緊張やストレスを感じたときは、鼻からおへその下へと息を吸い込み、5秒止めて、口から10秒かけてゆっくりと吐き出すように呼吸を整えてください。
●食べ物
東洋医学では、酸味や香りのあるものは「肝」を健やかにすると考えられています。しそや三つ葉、セロリ、ミントなどの香味野菜や、酢の物、梅干し、柑橘類を、食事に加えてみましょう。
また胃の裏あたりから背中が硬くなっている方は、そこの筋肉をほぐすことも大切です。
また足裏はたくさんの胃の反射区があるので、足裏マッサージは胃の不調に効果的です。
オイルフットをすると肩こり、背中の痛みがある方のほとんどは土踏まずのあたりがゴリゴリしています。
これから食欲の秋。
美味しいものを楽しむためにも、
胃の不調がある方、肩こり、背中の痛みがある方は早めにご相談くださいね😊