♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
音楽と自律神経
音学が好きな方も多いと思いますが、
音楽を聴くとただリラックスするだけでなく、
脳の自律神経に影響を与えるということがさまざまな研究から明らかにされています。
音楽が自律神経に働くのはなぜなのでしょうか?
それは
自律神経には脳波が大きく関係しています。
脳波は全部で5種類に分けられており、これらは人の状態によって出方が変わるといいます。
α(アルファ)波
8~13HZ、落ち着いている状態のときに出現します。
γ(ガンマ)波
30HZ以上、スポーツのときや高い興奮状態のときに出現します。
β(ベータ)波
14~30HZ、緊張や興奮状態、ストレスがあるときに出現します。
θ(シータ)波
4~7HZ、深いリラックス状態のときや入眠時に出現します。
δ(デルタ)波
3.5HZ以下、熟睡時に出現します。
ポイントは周波数
周波数とは音波や電波などの1秒あたりに起きる振動回数のことで単位はヘルツ(Hz)
そして特定のある周波数が、脳波に大きな影響を与えるのです。
耳から伝わった音波(周波数)は視床下部や延髄を刺激します。その結果、副交感神経の働きが活発になり、自律神経の乱れが改善されます。
また、音の周波数は脊髄とも関係していて、
脊髄はピアノの鍵盤のように並び、脳に近づくほど周波数の高い音に反応します。
頭頂から脊髄の一番下の尾てい骨まで、それぞれある周波数の音に対応して反響するようになっています。
音楽療法で有名なのはモーツァルト
モーツァルトの曲には4000ヘルツの周波数が多く含まれ、
この周波数は人間の耳が最も敏感に感じる音。
そのため延髄を刺激し、脳に聴覚エネルギーをたくさん送ります。
延髄は自律神経を司る器官なのでこの周波数を多く含む音楽を聴くと、リラックスをもたらす副交感神経が優位になるのです。
また
ストレスホルモンのコルチゾールが減少したという実験結果もあり、
副交感神経を優位にし、コルチゾールを減らすというふたつの効果があります。
その他の音楽効果
・脳を活性化させる
脳波が変わると脳がで活性化され、
集中力・思考力・記憶力・想像力などのあらゆる機能が働きやすくなります。
・血行を促進させる
自律神経のバランスが崩れていると、血管は収縮状態にあります。副交感神経が優位になると、血管が拡張されて血流が良くなます。
血行が促進されると、冷え性・むくみ・肩こり・首コリ・腰痛などの症状が改善される可能性も高まります。
・免疫機能が向上する
自律神経が整うことで血行が促進されると、体の隅々まで栄養が運ばれやすくなります。その結果として体の免疫力や回復機能を向上させる効果が期待できるのです。
自然音は副交感神経を活性化させる
規則的であって規則的でない自然界によく見られる音のゆらぎ、
(たとえば川のちょろちょろというせせらぎや小鳥の鳴き声、風で木の葉がそよぐ音、波が押し寄せる音など)
これを1/fゆらぎといい
これが科学的なデータとしてリラックス効用がはっきりと裏付けられ始めています。
自然のパワーはすごい!
昔に比べ自然に触れることが少なくなりましたが、自然は音だけでなく、マイナスイオンもたくさん、心身に元気を与えてくれます。
都会の中にあっても小さな緑地としてスポット的に存在している所が多くあります。
都内でも明治神宮は
100年、200年先の生態系まで考慮してデザインされ育てられた広大な鎮守の森と言われ、パワースポットと言われる理由があります。
やはり、たまに自然に触れることも大切ですね。
ちなみに、奏で流しているBGMもリラックス効果の高い周波数のものを選んでいます。
水の音も流しているのはこのためです★
私も音楽にはかなり助けられています。
周波数に関係なく、好きなアーティストの声もリラックス効果は高く、元気をもらっています。
最近はユーチューブなどでも
自律神経に働きかける音楽などが手軽に聞けるので、
ストレスを感じたり、リラックスできていない方は「音楽」の力に頼るのもおススメです☺️
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