♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
腸もむくむ!?「むくみ腸」の原因と予防
この季節気になる「むくみ」
足や顔のむくみは意識すると思いますが、
むくむのは足や顔だけじゃありません。
なんと「腸」にもむくみがあることを知っていますか?
食べ物に含まれる栄養は腸で吸収され、血液によって全身の細胞へと運ばれます。吸収されず、残ったカスが便となって排泄されるのですが、腸が伸び縮みを繰り返す"ぜん動運動"が低下していると、残ったカスは腸内を移動することができず、宿便となって腸内に留まってしまうのです。
そして大腸の中では、便に含まれている水分が腸壁を通って吸収されますが、水分がちゃんと排出されないでいると腸はむくんでしまいます。
そのような状態を「むくみ腸」と言います。
むくみ腸になると
・ひどい便秘
・肌荒れ
・顔や足がむくみやすい
・ダイエットしても痩せない
ではなぜ、ぜん動運動が低下してしまうのでしょうか?
腸はリラックスモードになると優位になる副交感神経によって収縮しているため、興奮・戦闘モードの交感神経が優位になっている状態では働きません。
自律神経のバランスは、ストレスを感じるだけでもあっという間に乱れ、
ぜん動運動が低下しやすくなります。
腸が動かなくなれば老廃物は停滞し、炎症を起こします。
また毎日排便があっても腸内環境が悪ければ悪玉菌が増え、腸は炎症を起こすため、便秘ではなくても腸がむくんでいる可能性はあります。
・腸の動きが悪い
・腸内環境が乱れている
このふたつが腸むくみの原因ですが、吹き出物やからだのだるさなど、何らかの症状が現れている人は、腸の炎症を起こしているかもしれません。
「むくみ腸」を解消する生活習慣
腸のぜん動運動を活性化させるには、
副交感神経の機能を高ることです。
自律神経は、興奮モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経があり、交感神経は日中、副交感神経は夜中に高まるというリズムがあります。
このリズムが崩れないように、まずは睡眠をしっかりとること。
夜更かしをすると、副交感神経への切り替えがスムーズにいかなくなるため、夜型の人は朝型の生活に切り替えましょう。
音楽を聴いたり、アロマなどの香りを取り入れるのも効果的ですが、中でもウォーキングが良いそうで、
1日トータル20分も歩けば十分だそうです。
積極的にとるべきは"菌"と食物繊維!
腸内環境の乱れは、食生活で改善できます。最近、発酵食品やヨーグルトなどを積極的にとる"菌活"がブームになっていますが、善玉菌であるビフィズス菌をせっせととっても、思うような効果は期待できません。実は乳酸菌のエサとなる食物繊維がなければ、菌は生きていけないのです。
食物繊維には、水に溶けない不溶性と水に溶ける水溶性があります。
便秘の人が不溶性の食物繊維をとりすぎると、たまっていた便の水分を吸収してしまうため便は硬くなり、排泄されにくくなり、おなかが張って苦しくなってしまう場合も…
積極的にとるべきは
水溶性の食物繊維なのです。
水溶性の食物繊維を豊富に含む食材として挙げられるのはアボカドや納豆、海藻などです。
つらい便秘でも、下剤の常用はNG!
下剤によって腸は刺激され、粘膜に炎症を起こし、腸の血流障害を加速させてしまいます。また、常に下剤を飲んでいると、下剤の刺激による排便に慣れてしまい、腸がぜんどう運動の仕方を忘れてしまうという怖い事態にも...
冷えは腸の大敵!
腸にはリンパも集中しています。冷たい食べ物や飲み物で腸を冷やしてしまうと、リンパや血流が滞り、腸のむくみの原因になります。
夏でも飲み物は常温を心がけ、アイスなど冷たいものの食べ過ぎにも注意しましょう。
昨日も書いたように
腸の大切さについては、いろいろな研究で明らかになってきています。
腸を守ることは体を守ることにつながります。
ココロとカラダの健康のために、むくみのない腸を目指しましょう☺️
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