♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2019 / 05 / 23  08:15

今食べたい物とココロの関係

無性に甘いものが食べたい

油っこいものが食べたい

 

疲れている時ほど

普段は控えている

ジャンキーな食べ物を食べてしまう。

 

そんな時ありませんか?

 

実はこうした「今食べたいもの」は

心理状態、ストレスと深い関係があるのです。

 

1)和菓子

2)揚げ物や脂っこいもの

3)洋菓子や菓子パン

4)生野菜や果物

5)辛いもの

 

和菓子

和菓子には多くの砂糖が含まれ、

砂糖の主成分であるショ糖はブドウ糖に分解されやすく、血糖値が早く上昇します。

すると脳の視床下部外側部や扁桃体などで構成されている「報酬系」と呼ばれる部分が

刺激され幸福感や安堵感を得ることが出来ます。

つまり「甘いもの」を欲する時

「ひとときの幸せ」を感じたい、ホッとしたい、という場合が多いのです。

 

揚げ物などの

甘いものを欲する時より精神的に疲れている可能性が

油物は甘いものよりも早く脳の報酬系を刺激し、脂ものに含まれている長鎖脂肪酸が、舌に触れると味覚を司る「舌咽神経」が刺激され、ダイレクトに脳に伝わり報酬系が活性化します。すると

ドーパミンやエンドルフィンが出て幸福感や安堵感などを得ることが出来き、かつ甘いものよりも早く「快」の感情を得ることが出来るのです。

 

ケーキ、菓子パン

かなり大きなストレスや精神的疲労を感じているかもしれません。

血糖値をあげると同時に長鎖脂肪酸も含まれているためより早く報酬系を刺激します。

そして長鎖脂肪酸による報酬系の刺激と血糖値の上昇による報酬系とのタイムラグがあるので、

糖もしくは長鎖脂肪酸を単体で摂るよりも長く「快」を得ることができます。

 

サラダなど野菜や果物

比較的、精神的には安定していると言えます。マッサージを受けた後、野菜が食べたくなる!という声をたまに聞くのは

リラックスした証拠のようです。

 

辛いもの

大きなストレスや悩みはなくても、何かに対してモヤモヤしているかもしれません。

スパイシーなものは交感神経を刺激して発汗作用を促すため、

運動した時のように汗をかいてスッキリすることができます。

運動で汗を流すのが理想ですが、

食でその部分を賄おうと本能的に辛いものを求めていると考えられます。

 

 

女性は特にストレスで食に走ってしまうことが多いかもしれませんが

食べてから後悔したり、自分を責めることは副腎からストレスホルモンか大量に分泌され

これは

甘いものを食べたときと同じように血糖値を上昇させてしまい、ストレスの悪循環になります。

 

また甘いものや脂ものは報酬系が刺激され、一時的に幸せホルモンが出るため中毒性があります。

 

実は身体は一時的な報酬系の刺激が欲しいだけなので、

突発的に食べたくなった時の対処法としてこんな方法が!!!

 

なんと

「おだし」(出汁)

 

 

研究でだしの風味に糖や油と同じやみつき効果があることがわかりました。

お出汁に含まれるアミノ酸や

核酸のうま味成分には

糖や油と同じ依存性=やみつき成分が含まれています。

身体に優しい「だし」に逆依存して、甘いものや脂ものへの依存をこちらに向けてしまう作戦です。

 

 

それでもジャンキーなものを欲する時は

あまり禁止するのも厳禁です。

自分へのご褒美として好きな食べ物を

「幸せ」を感じて食べましょう。

 

またお菓子などでカロリーを取ってしまったからといって、ご飯を抜くのはミネラルやビタミン不足になり、また脳へも悪影響になります。

 

「食べること」と「生きること」は切り離せません。そして食するものは健康に大きな影響を与えます。

 

食べ物や全てにおいて

自分の身体や心が本当に喜ぶものは何か、そして必要としているものは何かを

知ることも重要なのだと思います。

 

私自身、かつてものすごく偏った食生活をしていた為、身体もメンタルもボロボロでした。

逆に言うと、気持ちが満たされてくると

自然と身体に優しいものを食べたくなり、バランスが取れると身体も元気になりという好循環になります。

 

まずはココロを満たすこと、

そして自分の状態を知ること、

 

自分の今できる範囲で心がけていけば

心と体は必ず変わります☺️

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