♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2019 / 01 / 16  08:17

なかなか改善しない「冷え」の原因は?

42640ACD-CF00-47CA-96A1-1F5893157230.jpeg

この時期つらーい冷え症。温めても、食べ物に気をつけても、やっぱり冷えているそんな方のも少なくないのではないでしょうか。

こんなに気をつけてるのに何で改善しないの?

 

冷えの原因は気づかない、思わぬことにあったりするものです。

 

 

 

「冷え」にも様々なタイプが

冷えの種類とは?

外的な冷えにさらされることによって体内温度が低下する冷えもありますが、

通常は自律神経が身体の冷えを検知して血流量を増やし、体温を上げるように調整しています。

 

外的要因からの冷えは自律神経や治癒力が正常に働いていれば自然に回復するのが身体の本来の機能です。

 

つまり最初は外的冷えから身体の冷えが発生したとしても、それを改善して温められない身体の機能に問題があるということになります。

 

その身体の機能が正常に働かない状態に幾つかのタイプがあるのです。

 

冷えのタイプ1

氣や血の量的不足による冷え

東洋医学では身体を構成する要素を「氣」「血」「水」としています。

特に氣と血は全身を巡り代謝を活性化させて温める働きがあり、これらの量が不足すると冷えを生じます。

 

一般的な血液検査のデータ上では貧血ではない(赤血球の数値に異常が無い)と判定されてもフェリチンという鉄を保存するたんぱく質が低下している「隠れ貧血」が増加しているそうです。

 

冷えのタイプ2

氣や血の滞りによる冷え

氣、血の流れが滞ると全身のエネルギーの代謝が低下し冷えを生じます。冷え性の方の多くはこちらです。

滞りは様々な原因で発症しますが、多くはイライラ、仕事のプレッシャー、時間に追われるなどの精神的緊張から血管の収縮が起こり、滞りが起きます。

また糖分や脂質の過剰摂取などが血液を濃くし、氣血の滞りの原因になります。

 

 

冷えタイプ3

水の停滞、水分過多による冷え

水は熱を抑制するものです。体内の水分が多くなると熱産生が低下して冷えを生じやすくなります。

また血液が薄くなることで全身に運ばれるエネルギーが相対的に減少して冷えを生じます。

 

冷えの原因の1番は「緊張やストレスによる血管・組織の収縮」によるもの

仕事、人間関係、社会的影響など緊張や神経興奮を引き起こしやすい環境、

また高カロリー食やアルコールなどの神経を高ぶらせる食事、購買意欲を高めるCM、パソコンや携帯電話などなど、交感神経を優位にさせる要因も日常にたくさんあります。

 

緊張やストレスが強い交感神経が優位となり、組織や血管を収縮させます。

そしてパソコンやスマホなど電子機器も交感神経を優位にするため、副交感神経が優位になる時間が少なく、血管や組織の収縮が起こり、血流が減少して冷えが起こります。

 

「氣が上がる」とは?

東洋医学では「頭寒足熱」という考え方がありますが

この循環のバランスが崩れて「氣が上がる」または「氣逆」という状態になると頭が熱を持ち、足元が冷えるという

「頭寒足熱」とは全く逆の状態になります。

すると脳神経の興奮や交感神経優位になりやすく、血管や組織を収縮させて冷えを生じさせます。

 

現代人に多い「冷え」は温めるだけでは改善しにくいと 

血管や組織の収縮による血行障害で生じる「冷え」。

これに対してサウナや岩盤浴などで外部から温める、

もしくは温める性質がある生薬や野菜を摂るというのは、一時的に温める効果はあっても根本的改善にはつながらないことが多いのです。

 

「温活しているのに体質改善されない」このような方は

それはせっかくの温活が根本的な原因の解消になっていない、ということかもしれません。

 

冷えに必要なのは「緩めること」

冷えは外部からのものではなく、緊張やそれに伴う収縮から起こっているということが多く

この「冷え」を根本的に改善するためには「温活」と同時に「緩活(ゆるかつ)」が必要なのです。

 

 

ゆる活って?

「ゆる活」は一言で言うと、頑張りすぎないこと。

体や心への負担をかけずに、ゆっくり焦らず自分の好きなことを楽しんだり勉強したりしようという考え方で最近話題になっていたりします。

 

長い人生、誰でもずっと猛ダッシュで走り続け無理をすれば病気になったり、やる気が枯渇したり

だからこそ、頑張りすぎないことも大切。

「日々のやるべきことをこなしながら、好きなことも楽しむ」

 

「今」を楽しみながら、毎日を楽しく

そんな生活ができたら気持ちが緩みます。

 

よくわからない!という方は次のようなことをしてみると良いかもしれません。

 

 

呼吸法

深い呼吸は副交感神経を優位にさせると言われています。

ゆっくり静かに息を吐き、吐く時間を長くすることによって副交感神経が優位になり、心身が緩みリラックス状態になります。

 

十分な睡眠

睡眠中は副交感神経が優位になるため睡眠をしっかりとり、副交感神経優位の時間を長くするように心がけましょう。

 

緩める作用のある食物を摂る

お米や自然の穀物の甘みは心身を緩める作用を持ちます。

これらを摂取することも心身のリラックスに繋がります。

 

目の使いすぎに注意

東洋医学では目は肝臓と繋がっていてその肝臓が心身を収斂させる働きを担っています。

目の使いすぎは肝臓の機能を高ぶらせてしまい、血管や組織の収縮させてしまいます。目はこまめに休ませてください。

 

足湯

足湯は温める効果もありますが、神経を安定させ副交感神経を優位にします。

 

 

アレもコレもやらなきゃ頑張らなきゃそんなガチガチの思考が改善しない冷えや不調を招いていることも。

ついつい頑張りすぎてしまう。そんな方こそゆる活推奨します笑

 

そんな私も、周りから見るとあまり緩く生きているようには見えないようですが、今年は「ゆるーく」をテーマにしています。

 

好きなことを楽しんだり、気持ちが緩んでいる時こそ、素敵やワクワクすることがさらに事が起きたりするものです。

 

自分にご褒美をあげたり、ちょっと贅沢をすることもゆる活のひとつです。

ちょっとリッチなレストランに行ったり、マッサージを受けることも気持ちを緩めることができるかもしれません★

 

 

寒くて、気分がふさぎがちそんなときこそお待ちしています♡

Instagram-image

 

〜表参道マッサージ整体サロン ・奏・〜

 表参道駅徒歩2分 渋谷、原宿駅徒歩8分

和室の空間

肩こり、腰痛、頭痛、ストレス をリセット

指圧ベースの整体マッサージ

ドライヘッドスパ

マタニティ整体マッサージ

アクセスバーズで脳をデトックス