♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
超大事な胸鎖乳突筋
本格的な冬が近づき、朝晩はぐっと冷え込むようになって、これからの季節は、肩首のこりや痛みが出やすい時期です。
最近ご新規のお客様に「首の前側、初めて圧されました」と言われました。
ガチガチでなかなか取れない頑固な肩コリ。肩に手が行きがちですが…
実はここが凝っています!
「胸鎖乳突筋」
耳の下から、鎖骨のあたりまで伸びる筋肉を「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」といいます。
「胸鎖乳突筋」は、首を回す、曲げる時に使う重要な筋肉。
リンパや自律神経など多くの神経が通っています。凝りや血流不良が生じると「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼ばれる不調の原因に。
うつむいた姿勢をとるとき、特にこの筋肉に負荷がかかっているのです。
実はここが凝っている事に気付かない人も多く、マッサージに行ってもここをスルーすると、コリが残ったままになってしまいます…。
そして一時的に自分で揉んで、肩こりが緩和しても、その効果はなかなか長続きしない...
実は昔ながらの「もむ」方法では肩こりは治りにくいのです!
便利な現代の生活の中で生じた肩こりは、かつてとは違い、
昔ながらの強くもむといった施術が効かなくなっているそうです。
その理由は、現代の肩こりが肩や首の周りにある小さな筋肉をはじめとして、特に『筋膜』などにダメージが蓄積しているからだと言われています。
昔の肩こりは手作業、いわば肉体労働的に大きな筋肉を使ったことで起きていたのに対して、現代はパソコンやスマートフォンなどの操作により、小さな筋肉を酷使し続けることに原因があるといいます。
同じ姿勢を長時間続けることで、緊張した状態を体に与え続けることに。
電話1本かけるにしても、腕を伸ばしてボタンを指で押す固定電話を使うより、小さなスマホの画面を指先だけで操作する回数の方が、今では多くなり
こうした細かく小さな動きの蓄積が肩の深部にある筋肉を硬くする“現代型肩こり”を生みました。
昔は肩の表層にある大きな筋肉群を強くほぐすことでこりは解消できたものが
深層部にある小さい筋肉群にこりができると、「肩もみ」ではそこまで刺激が届かず、慢性的なしつこいこりが続いていしまうのです。
こうしたこりを解消するために「筋膜」
がキーワードです。
筋膜とは、筋肉を覆う薄い膜で
こりやすい首や肩の部分には、大小様々な筋肉が重なりあっていて、その一つ一つが筋膜で覆われ、何層にもなっています。
いわば「ミルフィーユ」のような状態です。
筋肉と筋膜は互いにスライドして自由に動くことができますが、同じ姿勢や細かい作業を長時間続けたり、繰り返したりすることで、筋膜が筋肉に癒着してしまいます。
すると筋肉がうまく動かせなくなり、
こうして周囲にある血管の弾力性が落ち、動きが鈍り、血流が滞ると、そこに発痛物質を含む老廃物が蓄積。
これが筋肉の深部に起こることで、こりをどんどんしつこくする悪循環が生まれます。
話がそれましたが、
胸鎖乳突筋をほぐすと、頸動脈にかかる圧も和らげるために脳への血流を上げます。
これが緊張状態を続ける自律神経にも働きかけ、首の緊張やこりが取れることでリラックス効果も高められます。
首や肩は小さな筋肉が集まり、連動しているため、どこか一箇所動きが悪くなれば、他の場所も可動が狭くなるという悪循環に。
胸鎖乳突筋をほぐし肩甲骨を正常な位置に戻し、過緊張状態を解消することが首肩こり解消の近道になることもあります。
とはいえ胸鎖乳突筋はとても繊細な部位なので、グリグリするような強い刺激はおススメできません。ゆっくり弱めの圧でじっくり深部に届かせることがポイントです。
ここがほぐれることで、呼吸が楽になることも。
奏では胸鎖乳突筋は重要ポイントとして必ず圧しています。
うつ伏せだと、圧が届きにくい場所などで横向きでアプローチしています。
ヘッドマッサージの際も仰向けで施術でき、むくみが気になる方はオイルで流すのもおススメです★
胸鎖乳突筋、注目してみて下さいね◡̈
本日も素敵な一日をお過ごし下さい
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