♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
慢性的な腰痛の原因は「脳」にあった!?
肩こりに次いで多い腰痛。
世間では3か月以上の痛みが続く「慢性腰痛」に悩んでいる人が急増していて
現在国内で腰痛に悩む人は2800万人。そして「あらゆる手段を尽くしても、一向に良くならない」「そもそも腰痛の原因が分からない」といった慢性的な腰痛に苦しむ人はその半数もいるそうです。
その何故か長引く慢性腰痛の詳細なメカニズムが最近明らかになり、現在は「脳のリハビリ」による慢性腰痛の治療が大きな成果を上げているそうです。
腰痛の原因は「脳」?
最新の研究によって慢性腰痛の人は健康な人と比べ脳の『DLPFC』という場所の体積が極端に減り、活動が衰えていることが分かってきました。
痛みが強く、長引いている人ほどDLPFCの働きが低下しているそうです
慢性腰痛が起こる原因
人間が腰痛を感じ、症状が収まるまでの間には以下の流れがあります。
・骨や筋肉の異常によって炎症が起こる
・異常の情報が神経の電気信号によって脳に伝えられる
・脳の神経細胞が興奮し「痛みの回路」が生まれる
・「痛みの回路」が出来てはじめて痛みみを感じるようになる
・炎症がおさまる
・DLPFCが「痛みの回路」に脳の興奮を鎮めるよう指令を出す
・腰痛の痛みがなくなる
炎症が治まれば痛みはなくなると思われがちですがそうではありません。
炎症が治ってもDLPFCが「痛みの回路」を鎮めないと腰痛はなくならないということです。
なので、腰の痛みが収まるには脳のDLPFCの活動が不可欠となっています。
ところが、DLPFCの活動が衰えると脳の「痛みの回路」の興奮を鎮めることが出来なくなり、その結果 腰は治っているのに痛みは続く、いわば「幻の痛み」に苦しめられることになります。
脳が元々持っている「鎮痛(ちんつう)の仕組み」がうまく働かないために腰痛が長引いてしまうのです。
DLPFCがなぜ活動しなくなるのか?
実は「痛みへの恐怖」が関係していることが分かってきたようです。
脳の中で「痛みの回路」の興奮を抑えるDLPFC。強い恐怖心が脳の中で生まれるとDLPFCにストレスがかかります。
このストレス状態が長く続くと、DLPFCの活動が低下し「痛みの回路」を鎮める指令が出にくくなり「痛みの回路」の興奮が続きます。
これが、幻の痛みが長く続くメカニズムの一つだと考えられています。
つまり「腰痛への強い恐怖」が腰痛を悪化させている一因となっているということです。
恐怖を克服して腰痛を治すには?
慢性腰痛を抱えている人が恐怖を取り除く方法はいくつかあるようです。
映像を見ただけで腰痛が改善
番組内で、「腰痛に関する正しい知識」を広めれば腰痛に対する無用な恐怖や不安が減り、腰痛が改善するのではないかという仮説を検証していました。
3か月以上長引く腰痛に悩む175人に「腰痛を克服する」ための映像を見せた結果、およそ4割の人に改善効果が見られました。
1回3秒、背を反らす姿勢をとる
映像を見ただけでは恐怖や不安が減らない人もいました。そういう人のためにはどうしたら良いのか?
専門家が考えた対策が「1回3秒、背を反らす姿勢をとる」というもの。
ストレッチそのものが目的ではなく、この姿勢を取ることで恐怖を解消し自信をつけることが目的です。
腰痛だと腰をかばって、つい前かがみになりがちです。しかしあえて恐怖を感じる逆の方向に体をそらすことで、背中を反らしても大丈夫という経験を積み重ねて恐怖を解消していきます。
背を反らしてシビレが無ければ、この姿勢を取ることで腰痛改善が期待できます。映像を見るだけでは効果がなかった人も、多くの人がこの方法で腰痛が改善しました
これまで腰痛に苦しめられていた方も脳のリハビリを試す価値はあるかもしれません。
ただ、腰痛の原因が「脳」ではなく、骨折や椎間板ヘルニアなどの可能性ももちろんあります。
脳の思い込みが腰痛を悪化させる可能性があるなんて…思い込みの力は強大です。
同様に頭痛も思い込みから引き起こされる場合もあるそうです。
身体って不思議です。
本日も素敵な一日をお過ごしください!
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