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猫背が及ぼす影響とは?
デスクワークなどが多い為に皆さまに増えている気をつけたい「猫背姿勢」。
確かに猫背姿勢はなんとなく活気のない姿勢に見えてしまいますが、実際に猫背姿勢になることで全身に悪影響があることはあまり知られていませんが
猫背姿勢が全身に及ぼす影響はとても大きいのです。
猫背姿勢が続くと、活気や元気がなく見えてしまうだけでなく、全身に対して様々な悪影響があります。
・肩こりや腰痛
猫背姿勢になると胸椎の後弯が強くなり、頭部は正常な位置よりも前方にでてきます。
頸部から肩甲骨や胸椎周囲についている筋肉は頭部の重さを支えるために機能していますが、頭部が前方にでてしまうと頭が前方に落ちないように支えるために必要な力が通常よりも大きくなってしまいます。
結果、必要以上にそれらの筋肉が収縮することになり、肩こりにつながってしまいます。
また、猫背姿勢になると上半身の重心位置がずれてくるため、腰の筋肉や関節にも負担がかかってきて腰痛にもなりやすくなってしまいます。
・腹筋や背筋の低下
生理的弯曲を保った良い姿勢では、脊柱の前後にある腹筋や背筋がバランスよく働いています。
猫背姿勢では腹筋も背筋もあまり使われていないため、徐々に腹筋や背筋の筋力が低下してきます。
そうすると、いざよい姿勢を取ろうとしても筋持久力が足らずにすぐ不良姿勢に戻ってしまったり、重い物を持ち上げようとしたときにも筋力が足らずに腰を傷めたりしてしまいます。
・胃腸の消化不良
胃腸をはじめとした内臓は、脊柱が生理的弯曲を保った状態で腹部のいい位置に収まり、うまく機能できるようになっています。
しかし、猫背姿勢になり腹部がつぶれた状態になると、胃腸も押しつぶされた状態になってしまいます。
その結果、食べた物の消化が滞ったり、逆流するといったことも起こってしまいます。
・代謝低下
本来、人間の身体は横になって息をしているだけでもカロリーを消費しています(基礎代謝)。
また、横になっているよりは座っているとき、座っているよりは立っているときといったように姿勢を維持するためも筋力を要し、エネルギーを使っています。
しかし猫背姿勢になっているときは、正しい姿勢でいるときに比べて姿勢を保持するために必要な腹筋や背筋をきちんと使っていません。
結果として、全身の代謝が低下してきてしまいます。
・脊柱の変形
基本的に脊柱の弯曲は筋肉の動きである程度コントロールできるものなので、若年層は意識するようにすれば姿勢を矯正することができます。
しかし、中高年から特に老年になってくると、姿勢をコントロールするための筋肉が衰えるだけではなく、関節も硬くなってきます。
長年不良姿勢を続けていると、脊柱の関節は動きにくくなり、脊柱の骨自体も変形してしまいます。
そうなると、正しい姿勢をとることは不可能になってきますし、そこから無理に正しい姿勢をとろうとすると関節や骨を傷めることになってしまいます。
ですから日頃から、正しい姿勢をとる練習をしておくことが重要です。
「正しい姿勢をとる」ために日頃から意識しておきたいポイントは
・骨盤を起こす
どんなに背中を伸ばそうと思っても脊柱の土台となっている骨盤が後傾していてはよい生理的弯曲は作り出せません。
まずは、座ったときに坐骨(骨盤を起こしたときに両側のお尻の真下に触れる突起)が座面に対して垂直に立つように意識してみてください。
・肩甲骨を寄せる
骨盤の傾きが矯正できたら、胸椎の後弯を整えます。
胸椎の後弯が強くならないようにするためには、肩甲骨がだらっと外に開いた状態ではなく、肩甲骨の間を少し締めて緊張させた状態にします。
そうすることで自然に胸椎の生理的後弯をつくることができます。
「猫背を治す」「背筋を伸ばす」といった際に多いのが、腕を後ろに引いて胸を張ったような姿勢ですが、腕を引いても肩甲骨が引き寄せられていなければよい姿勢はつくれませんので、しっかりと肩甲骨の位置を意識してください。
・顎を引く
骨盤と肩甲骨の位置が整ったら最後は、頭部の位置です。
一生懸命肩甲骨を寄せようとすると逆に頭部が前方にでてきがちですが、それではよい姿勢とは言えません。 骨盤を起こして肩甲骨を寄せた状態で顎を軽く引き、後頭部を背中にある壁につけるイメージで少し下げるようにしてみてください。
これを書いておきながら、私もかなりの猫背…前のめり姿勢で施術をしたり文字を書くことが多いので、仕方ないと思っていましたか、実は顔のむくみや首コリ、代謝が落ちるなど、、コリだけでなく美容的にも良くないとわかり、最近は肩甲骨を開く意識をしています。
施術では肩甲骨はがしをすると、自然と背中がピンとなるようです★
猫背、改善していきたいですね。
本日も素敵な一日をお過ごしください◟̆◞̆