♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2025 / 07 / 15  05:12

なんだか、だるい…は湿気のせいかも?

なんだか、だるい…は湿気のせいかも?

梅雨明け前、雨の日が続き

 

「なんだか体がだるい…」

「重たいような疲労感が抜けない…」

「食欲がない」

そんな不調を感じていませんか?

 

ただ暑いだけではない...それが日本の夏の特徴ですが

気温の高さに加えて、湿度が非常に高くなるため、じっとりと汗ばむような感覚や、空気の重たさを感じる方も多いのではないでしょうか。

 

 

中医学(東洋医学)の視点から見ると、「湿気」が体調不良の大きな原因のひとつとされています。

 

 

🔹湿気が体に与える影響とは?

中医学では、湿度の高い状態で体に悪影響を与えるものを「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。

湿邪は、重たく・粘り気があり、体に停滞しやすい性質を持っています。

 

湿邪が体に入り込むと、まず弱りやすくなるのが「脾(ひ)」と呼ばれる消化吸収を司る臓腑。

脾の働きが落ちると、水分代謝がスムーズにいかなくなり、体の中に余分な水分が溜まってしまいます。

 

すると、以下のような不調が現れやすくなります:

体が重だるく感じる

足や下半身のむくみ

頭がぼーっとする

食欲がわかない

胃がもたれる・張る

 

特に湿邪の性質は「下に溜まりやすい」ため、下半身の不調として表れやすいのが特徴です。

 

 

蒸し暑い季節を快適に過ごすための養生ポイント

 体の中にこもった湿気を、うまく「外に出す」ことがこの時期の養生のカギです。日常生活では、以下のことを意識してみましょう。

 

水分の摂りすぎに注意

 湿度が高いと、発汗がうまくできず、体内に水分がこもりやすくなります。

のどが渇いたとき以外に無理に水分をとるのではなく、「適量・こまめ」に摂ることが大切です。

 

冷たい飲み物や生ものは控えめに

アイスや冷たいお茶・ジュース、生野菜や刺身などは体を内側から冷やし、脾の働きを弱めてしまいます。

消化によい温かいスープ、お粥、蒸し野菜などがおすすめです。

 

湿気を「発散」させる

・風通しの良い服を着る

・軽く体を動かして汗をかく

・お風呂ではシャワーだけでなく湯船にしっかり浸かる

 

など、体の巡りを良くして余分な水分を外に出すようにしましょう。

  

「夏バテ」や「食欲不振」は、実は湿度が原因で起きていることも少なくありません。

単なる疲れや気分のせいではなく、季節による自然な体の反応なのです。

 

湿邪をうまく避ける工夫を取り入れて、夏を健やかに乗り切りましょう★

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