♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2023 / 10 / 21 08:58
秋土用とからだ
10/21〜秋の土用になります。
土用とは、
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前、約18日間ずつの期間をいい
お彼岸などと同じように季節の変わり目を表す特別な暦日で、雑節と呼ばれる暦のひとつです。
いずれも、立春・立夏・立秋・立冬といった季節の変わり目にあり、この時期は体調を崩しやすい時期でもあります。
急激な気温の変化に体が疲れてしまう時期なので
旬のものを食べて体をゆっくりと休める期間といわれています。
また東洋医学では秋に当てはまる臓器は肺と考えられ、
秋は肺が活躍している季節であると考えていますが、同時に肺に負担がかかりやすい季節です。
肺は乾燥に弱く、喉や鼻の空気の出入り口から気管支と繋がっているため、呼吸器系全般と関係しています。
肺を労りながら、徐々に体を寒さに慣らす期間でもあります。
そして土用の時期はちょうど食べ物が美味しく、食欲の秋と重なることもあり、食べすぎて「脾胃(ひい)」(胃腸)が疲れやすい時で、
日頃から胃腸が弱い人は特に崩してしまうのです。
なので土用に食べる量を減らすなどで消化の働きに力を使うことを減らし胃腸を労わると、その分の力で次の季節にカラダが順応しやすく体調も良くなるそうです。
脾は湿を嫌いますので
生もの、冷たいもの、甘いものの摂りすぎ、脂っこいもの等は控えましょう。
また、「土用どんより」なんて言われるくらい
この時期は気持ちもどんよりしがちなようです。
思い当たる方は、もしかしたら胃腸が弱い方が多いのかもしれません。
人間は自然に逆らえないことが如実にあらわれていると感じます。
体調を崩しやすい時季であることを自覚して
移りゆく季節に順応した体になって快適に過ごせるよう上手に乗り越えましょう。
疲れは蓄積する前に…