♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2023 / 07 / 16 08:05
過緊張の原因は
毎日一生懸命働く中で、
「ずっと仕事のことを考えてしまう」
「夜もなかなか眠れない」
それは「過緊張」かもしれません。
ほど良い緊張はパフォーマンスの向上に繋がりますが、過度な緊張は体調を崩す原因になります。
どのような仕組みで過緊張が起こるかというと
それは「脳からの命令」です。
そして私たちが普段考え事をしたり何かを意識するときの「大脳」ではなく、無意識的に身体を調整している「小脳」や「脳幹」の命令です。
脳幹や小脳は、呼吸や心拍といった「基本的な生命維持」のために、無意識的に身体をコントロールしていますが、筋肉の緊張具合も調整しています。
なんらかの原因で、脳が「首周辺の筋肉は緊張する必要あり!」と命令してしまうとずっと緊張は緩みません。
つまりこの「脳からの緊張指令」自体を解除しないことには、たとえ外からの力によって強引に筋肉の状態を変えたとしても、またもとの緊張状態が復活してしまうのです。
そしてなんらかの原因の多くの根本にあるのは
肉体的な疲労・ストレスです。
例えば同じ姿勢を長期間繰り返すことによって、脳は「首や肩に負荷がかかったこの状態が、ふつうなんだ」と学習します。
その結果、そのときの筋肉の緊張状態が脳にインプットされます。そうなると今度は、イスから立ち上がっても、うまく力が抜けません。
過緊張を抑えるにはまず呼吸を整えること。
緊張した筋肉を緩めるためのストレッチや、血流を良くするための入浴もおすすめですが
根本的なストレスがある場合は
それを解決するということも必要になります。
そしてリラックスする時間をなるべく多く
とってあげてください。