♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
良い汗と悪い汗のかき方がある?
暑くなってきて
体温を調節するという大切な役割を果たしている汗。
汗に、〝良い汗と悪い汗のかき方"があります。
汗をたくさんかくことは、一見良いことのようにみえますが体質によっては良いとは言えない場合があります。
運動などで汗をかいて、スッキリする気持ちの良い汗は良いのですが、ちょっと動いたり、温かい食べ物を食べると途端にダラダラ汗をかいたり、汗をかいた後にスッキリではなくグッタリしてしまう汗は良い汗ではありません。
汗をかいた後に疲れを感じるのは「気虚(ききょ)」の汗といい、内臓の元気がなく、体に気が不足しているタイプです。
疲れやすい、だるい、胃腸が弱い、もたれやすい、小食もしくは痩せの大食い、水太りタイプ、胃下垂、持久力がない、というようなタイプです。このような気虚体質の人が激しく汗をかくと、余計に疲れ、代謝が落ちてしまいます。
また気虚タイプの人は毛穴をキュッと引き締めておくことができず、汗が漏れ出てしまっています。五臓の「脾(ひ:主に消化器系)」との関係が深く、この脾には「固摂(こせつ)作用」といい、体からいろいろなものが漏れ出ないように保っておく力があります
汗はただの水分ではなく体に大切な液体です。かけばかくほど老廃物は排出されますが、体に必要な栄養素も流れ出てしまうので
もともと疲れやすい気虚体質の方は特に汗のかき過ぎに要注意で、汗のかき過ぎによって血液も消耗し、血液不足につながることもあります。
「いい汗」は限りなく水に近いので、皮膚の表面から蒸発しやすく、効率的に体温調節できます。そのため、汗をかいても、スッキリ爽快です。しかし、「悪い汗」はダラダラ流れて体の大切な成分を失いやすいので、大量に発汗するとぐったり疲れます。しかも、ベタベタして蒸発しにくいので、体温調節の効率の悪いムダ汗になり、熱中症の原因にもなります。
傾向として、日ごろ外に出ることが少なく、室内で勉強や仕事をしている人は、汗を出す機能が衰えており「悪い汗のかき方」をしていることが多くあります。
良い汗をかくには
ウォーキングやストレッチなどの適度な 有酸素運動は、血液の循環を促し発汗を 促進し、時間をかけゆっくりと汗をかくこと で汗腺が刺激され、習慣化することで次 第に汗の質がベタベタからサラサラへ変
わっていきます。
この時期、上手に汗をかけないと
体内に熱がこもり、のぼせるような感じやぼーっとしやすくなります。
良い汗をかく習慣をつけて
暑さと上手く付き合っていきたいものですね。
まずは血流促進も大切です!
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