♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
春眠暁を覚えず…春の【眠気】
「春眠暁を覚えず」
「春の夜は寝心地がよく、夜が明けたのにも気づかずに眠り込んで目が覚めない」という意味で
寒さが和らぎ快適に眠れるイメージの春ですが、
なかなか寝付けない、朝すっきりと起きられない、日中眠くなるなど…実は睡眠の不調が起こりやすい季節です。
なぜ春に眠くなるのか?
睡眠や体温に影響を与える自律神経の変化と春先の環境の変化が関係していると考えられています。
気温は徐々に上昇しそれに合わせて、体にも変化します。
寒い季節では、交感神経が活発に働きますが、気温の上昇に合わせて、副交感神経が優位になります。
交感神経は、体を目覚めさ、活動させる神経ですが、副交感神経は逆に休息に働きかける神経だからです。
また暖かくなってきたことで、脳の血流が減り、体内にこもった熱を放出するため血管が広がり、皮膚表面の血流量が増える。それが血圧低下に繋がり、結果脳の血流が減ります。脳の血流が減ると脳が酸素不足になり眠くなるというのが「春眠、暁を覚えず」の理由だと考えられます。
そして春は湿度が高くなる季節であり、自然界の気のエネルギーが躍動して芽吹く季節でもあります。
日頃から「気・血」のエネルギーが足りない人はその変化について行けなくなり眠くなるというのも
理由のひとつにあります。
春の不調を解消するためには、自律神経のバランスを整えることが大切です。自律神経のバランスを整えるために、朝と夜の過ごし方を見直しましょう。
●朝の過ごし方
目が覚めたらすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びると、メラトニン(体内時計を調節するホルモン)の分泌を抑えることができます。また、朝に熱め(41~42度)の温度に設定したシャワーを浴びると、交感神経が刺激されて目覚めがよくなります。
●夜の過ごし方
夜は副交感神経の働きを促す過ごし方がおすすめです。たとえば肩や腰、お尻まわりなど、日中にこわばりやすい部分を中心にゆっくりと呼吸しながらストレッチすると、体がリラックスするだけでなく、血流がよくなります。
そして、休みの日は体を軽く動かしつつ
平日の疲れを蓄積しないようリセットしましょう。
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