♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2023 / 03 / 03 08:11
【桃の節句】の本当の意味
3月3日
「ひな祭り」ですが「桃の節句」とも言われます。
「節句」とは「季節の節目になる日」
お祝いとしての行事だけでなく、昔から日本人が自然の摂理に沿って一年を健康に生きるための知恵が宿っています。
節句はもともと中国の「陰陽五行」思想が日本に伝わったもので、稲作を中心とする日本人のくらしに合わせて取り入れたとされます。
桃の節句は、女の子の成長を祝う日ですが
元来は無病息災を願う厄祓い行事でした。
古代中国には、三月の初めの巳の日(上巳)を悪日として、川辺に出て不浄を除くため水で祓(はらい)をおこなうという風習があったそうです。
陰陽五行の思想では、奇数は縁起の良い「陽」、偶数は縁起の悪い「陰」と考えられ
五節句は、「奇数が重なり大変めでたい日」
その一方で、「陽の気があまりに強すぎて不吉である」と考えられて厄除けや禊がおこなわれていました。
それが、節句行事の始まりとされています。
桃には、邪気を祓う力があると信じられ
中国では子孫繁栄をもたらす霊木であり、その実は不老長寿の仙薬となるという説もあったそうです。
それだけでなく、桃は「百歳(ももとせ)まで生きられるように=長寿をまっとうできるように」という不老長寿の願いがこめられているという説もあり
いずれにせよ、
様々な願いがこめられた大切な日ということですね。
古くから伝わるものには
様々な想いが詰まっているだけではなく
意味があるからこそ、時代が変わっても、受け継がれています。
季節の節目ということで、とにかく寒暖差が激しい
この頃…
何かと忙しい時期でもありますが
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