♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
木の芽どき
立春から春分の日頃までの時期は、気候が暖かくなり、草木が芽吹き始めることから「木(こ)の芽どき」とも呼ばれます。
木の芽どきは、気温の変化が大きく体調を崩しやすい時期のため昔の人たちは代々、病気に注意するよう言い伝えてきました。
春になり温かくなってくると体も季節に合わせた春の体に変化していきます。
冬の間、寒さから守るため、ギュと力が入り熱を逃がさないようにしていた体は緩んできて開いてきます。
温かさを感じると緩み、寒さの戻りで再び締まりを繰り返している時期です。
体が緩む時、頭から肩甲骨、骨盤へと上部からじわじわ緩んで開きます。
左右同時に緩むのでなく、どちらか片側が緩んでからもう片方が緩むため
緩む途中に、体のバランスが崩れやすくなります。
緩むのがゆっくりなので、緩むところと固いところの差ができてしまい、バランスが崩れるため、不調や痛みを感じます。
頭が緩み始めると目がしょぼしょぼしたり、肩甲骨が緩み始めるころには、肩のコリを異様に感じることもあります。
左側が緩んで右側が固いときは、イライラを感じたり、
肩甲骨がちゃんと緩みきらずに左右差があるまま腰が緩み始めると腰痛を感じることもあります。
こうして体のバランスが崩れると体が過敏になります。
花粉症も体の緩みがスムーズになると和らぐと言われています。
緩みと左右差があるため、
ぼーっとしてしまったり眠くなります。
「春眠暁を覚えず」といいますね。
体が開く時、背骨は本来下がりますが
春は上がります。
春は何となく気持ちがワクワク、ウキウキしたり陽気になりますよね。
でも冬の疲れが溜まっているまま内蔵が疲れていたり、水分をしっかり摂らないとバランスよく緩まずに固いところが残ってしまい、不調がたくさん出てしまうのです。
体に左右差があり背骨が捻れたまま
気が上がると、頭の働きが鈍くなります。
そして心身の不調がでやすい時期
怒りっぽい、イラつきやすい めまい、耳鳴り、頭重、頭痛、肩こり、生理不順、生理痛、更年期障害 胃痛、胃腸の不快感、食欲不信、寝つきが悪い、抑鬱感、やる気が出ない、全身の疲労感 手足のしびれ、筋肉のひきつり 目の疲れ、充血、乾き目、抜け毛 神経痛、手足のしびれ、リウマチ…
体が開く時風邪をひきやすくなることもあり、季節の変化の風邪は、冬に溜め込んだ栄養や老廃物を排泄する脱皮のようなものという考えもあります。
体は緩もうとしているのに、気持ちが緩まない、
気持ちは緩もうとしているのに
体がついていけてない、
そんな二つの不調和音が「プチ鬱」のような症状を招きます。
体が変化する時は
その人の体の悪い部分や疲れている場所が分かりやすくなります。
蓄積された疲れや普段隠れているコリが表面に出てきやすいのです。
不調は溜めすぎた疲労がどっと溢れ出した証拠でもあり、我慢したり抑えつけるよりも、なるべくケアをしながら、
「木の芽時」の不安定さを乗り越えたいものですね😊
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