♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2022 / 12 / 22 07:57
冬至と陰陽
12月22日、今日は冬至です。
一年で最も昼の時間が短くなる日のことで、翌日から徐々に陽が長くなります。
また冬至は生命の象徴である太陽の力が最も弱くなり、この日を境に日照時間が延びていくことから
陰の気が極まって陽の気に向かう折り返し地点とも位置づけられていました。
この考えが「一陽来復(いちようらいふく)」というもので、衰運をあらため幸運へと向かうみそぎの意味合いで柚子湯に浸かる風習があるといいます。
あらゆる事物の陰陽は、ある一定の程度・段階に達すると、陰は陽に、陽は陰に転じると考えられ
これを「陰陽転化」といいます。
あらゆる自然界の変化、人体の生理・病理にも当てはまり、
風邪に例えるとはじめ寒気が強くても、そのうち高熱が出て、“陰”から“陽”に転化していきます。
つまり
生命も、幸運も不幸も、経済も
すべては循環していて、良くも悪くも永遠に続くことはないということです。
また、健康な状態とは、陰陽のバランスがとれた状態をいいます。
良質な睡眠も、体内に陰が満ち足りていることと、自然界の陰気が一番濃い時間帯に眠ることが必要です。
23時~25時は陰気が最も極まり、陰から陽に入れ替わる時間帯となりますが、人は陽の時間帯(深夜1時以降)に入ってしまうと、寝つきづらくなってしまうそうです。
この“陰陽転化の時間帯”に身体を休めぐっすり眠ることも、心身の健康のためにとても大切です。
日照時間が短くなる冬至の頃は、生き物にとっては少々つらい環境となり、人も心身のバランスを崩しやすくなりますが
なるべく気分も体調も上げて、厳しい冬を乗り越えていきたいですね。
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