♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ

2022 / 11 / 17  07:49

なぜ体が「こわばる」のか

 

寒くなったのもあり、最近は体が「こわばっている」方が多く見られます。

 

そもそも「体のこわばり」とはどんな状態なのかというと

 

医学的にはこわばり=「筋緊張の亢進(こうしん)」といいます。


筋肉は、例えるとゴムのように弾性があり、適度に伸びたり縮んだりして「筋力」を発揮します。
この「筋力」は、人が重力に抗して姿勢を維持したり、運動したりする際にすぐに活動するために必要なものです。


筋肉が伸びきった状態では弾性がなく、適度な張力を瞬時に発揮することができませんが
硬すぎてもいけません。

 

適度なテンション(張力)が保たれた筋肉の状態を「筋緊張」といい
使っていない時には緩んでいる弛緩(しかん)状態にあります。

 

本来は緊張と弛緩が繰り返されるのですが

常に身体に力が入った状態の緊張状態が続くと、弛緩状態が得られず筋肉のいわゆる「コリ」に繋がっていってしまいます。

 

なぜ緊張状態が続いてしまうのかは

 

  • 姿勢
  • 精神状態

が大きく影響するからです。

 

腰痛や肩が凝りやすい人は、精神的に緊張しやすい性格であったり、肩と腕に負担がかかりやすい姿勢を日常的に続けていたりすることが多いです。


原因となる姿勢や生活習慣、ストレス源を減らすことが肩こりや腰痛を改善するための一番の近道ですが

 

まずできること、変えることは

 

「呼吸」です。

 

★こわばった体を弛緩させる呼吸★

・楽な姿勢で座り、背骨を伸ばしましょう。
・ゆっくりと深呼吸を行い、できるだけ上半身の力を抜いて、できるだけ脳をのんびりと休め、次に息を60%ほど吸い込んだら、ゆっくりと息を止め、鼻をつまんでも構いません。
・喉、首、顔をリラックスさせ、からだの内側で起きるすべての出来事、湧き起こる感覚に意識をむけます。
・少し息苦しくなってきたら、少し息を止めたままキープしゆっくりと吐いて、深呼吸を5回ほど繰り返し、味わいます。
・その間、からだの内側で起きる感覚を優しく味わっておきます。

 

何かとバタバタしたり、考えることが多かったり

思い悩んだりと

 

常に体が緊張状態になっていないでしょうか?

 

1日一回、なるべく眠る前に弛緩する時間を

意識的に作ってあげてくださいね。

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