♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
体の司令塔は○○?!
近年まで人間の体や心は「脳」が司令塔としてコントロールしていると言われてきました。
腸と脳が繋がっているという腸脳相関説や
最新の研究では『他の臓器へメッセージ物質を一番発信しているのは腎臓だ』という事実が分かってきたそうです。
腎臓?!
もともと東洋医学的には何千年も前から〝腎〟が生命力をコントロールしていると考えられ
成長 ・ 発育 ・ 老化 ・ 寿命のカギを握るのは「腎」です。
「腎」とは西洋医学における「腎臓」の働きとイコールではなく、他にも幅広い機能をもっています。
腎の最も大きな役目は
「精気」(せいき)を貯蔵すること
よく「精力」という言葉が使われますが、精気は生命エネルギーや生殖能力などの意味があります。
精気には「先天の精」と「後天の精」があり、
先天の精は生まれる前から父母から受け継ぐもの、
後天の精は食事などによって生きていく中で得られるものです。
つまり生命エネルギーは
生まれもったものと、食べ物などから得るものとでできているわけです。
そして腎の働きとして
「水」の流れを調整する
体内にある水分の分布と代謝をつかさどり、脾と肺の両方の働きに助けられながら全身の水分バランスを調整しています。腎のはたらきが正常であることにより、不要になった水分は尿として体外へと排泄されるため膀胱へ送られ、必要な水分は肺へ戻されて再利用されます。
骨や髄などを作り貯蔵する
骨の内側に腎の精気を貯蔵し、骨髄や脊髄などを生じて骨格を形成したり、骨を丈夫にしたりするのも腎の役目です。
呼吸機能を助ける
呼吸により空気を出し入れしているのは「肺」の役目ですが、腎は肺の呼吸機能を助ける働きもあります。
そして昨日書いた体内時計においても
まず腎臓の機能が衰えることで体内時計が正常でなくなり、睡眠の質や体全体にも影響してしまうこともわかっているそうです。
快眠の鍵も腎にあるかもしれないのです。
まず腎に不調がでるとサインとして
耳や髪にあらわれます。
耳鳴り、難聴、抜け毛、白髪、ハリコシがなくなるなど…
腎を弱らせたり、負担をかける一番の原因は冷えです。
そして食生活、疲労の蓄積やストレス、薬の飲み過ぎなども要因になります。
心身の状態を良好に保つためにも腎臓が元気な状態である事はとても重要になります。
冷たいものの摂りすぎに気をつけ
疲労は溜め込まないようリセットすることも大切です。
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