♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
良い汗と悪い汗
気温が上がり、汗をかく時期になってきました。
汗は体温を調節する大切な役割がありますが
“汗をかきやすい=代謝が良いカラダ”とは限らないのです。
汗には"良い汗〟と〝悪い汗〟があります。
暑い時は体の中の熱を逃がすために汗をかきます。
実は汗は本来ほとんどが水分で、塩分などの成分は1%未満しか含まれていません。
しかし、あまり体を動かさず汗をかかない生活をしていると、汗を出す汗腺の機能が衰えていきます。
機能が低下した汗腺から出るのは、塩分などを多く含むベトベトした〝悪い汗〟
汗をコントロールするには「気」のエネルギー、カラダの中の熱、水分のバランスなどが関係していますが、これらが乱れているサインです。
① 漏れ出る汗=気不足の汗っかき
漢方の世界でいう気のエネルギーには、体表にある汗が出る穴を開いたり閉じたりする役割があります。気が不足すると汗の穴は開きっぱなしになり、汗が漏れ出ます。カラダの表面をまもる気が充実していないことは、汗を漏れ出させるだけでなく、風邪をひきやすく疲れやすくなります。
② 発熱して出る汗=内熱が原因
普段から暑がりだったり、末端には冷えを持っているのに少し動くと顔や上半身が熱くなって汗がふき出るのは、どちらもカラダの内側にこもった熱が原因です。偏った食事やホルモンバランスの乱れが関係していることが多いです。
③ あふれる汗=水分の溜めすぎの汗
余計な水分をカラダに溜め込んでいるタイプです。むくみや軟便、頭痛や重だるさを感じやすい特徴があります。
キャパオーバーで溜め込んだ水分が出ているのです。
また痛みや緊張、不安、怒り、高度な精神活動を要求されたときなど、ストレスを受けた時に手のひらや足の裏にみられる汗は
手のひらや足の裏を汗で湿らすことにより、摩擦を生じて作業を行いやすくすることや、センサーとしての感度を高めるためといわれています。
良い汗をかくためには
弱まった汗腺の働きを正常な状態にすることです。
汗腺を鍛えるには運動が一番ですが
それができない場合はお風呂で汗腺のトレーニングができます。
1 、湯船に43~44度の熱めのお湯をはり、湯船に腰かけひざ下のみお湯に漬ける
2 、お風呂のフタの上に43~44度のお湯を入れた洗面器を置き、ひじ先を漬ける
3 、15分~20分ゆっくり漬け温める。(途中、洗面器のお湯が冷めたら熱いお湯に変えて下さい)
4 、その後、湯船に水を足し、36度のぬるめのお湯に15分全身を浸します
5、 お湯から出たら体の水分を拭き、エアコンの無い部屋で服を着ないまま汗が収まるのを待ちます
6 、汗を乾燥させている間、水分補給をして下さい
マッサージなどで血の巡り、水分の巡りを
良くすることも良い汗をかける体に繋がります。
夏を迎える前に、サラサラ汗、目指しましょう
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