♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
5/9【呼吸の日】脳にも呼吸がある!?
ゴールデンウィーク明けの5/9本日は
語呂合わせで「呼吸の日」だそうです。
ここ数日呼吸について書いていますが
実は呼吸といっても
肺呼吸とは別に「脳の呼吸」🧠もあることをご存知でしょうか。
脳と脊髄は「硬膜」という袋で覆われていて
この袋と脳や脊髄の間にある空間(くも膜下腔)は「脳脊髄液」という液体で満たされています。
脳脊髄液は1分間に約0.35mlのペースで脳が作り、体内に排出していますが
脳脊髄液を作るときに脳は膨らみ、排出するときに元の大きさに縮みます。
この膨張と収縮が「脳の呼吸」です。
言い換えると「脳の呼吸」は
"脳脊髄液をつくり出し分泌する"=脳脊髄液の循環
です。
脳の呼吸は基本的に呼吸と同じ1分間に約15回のペースで行われていますが
何らかの原因で脳の呼吸が乱れるとまず脳が脳脊髄液の排出をうまくできず、正常よりも膨らんでしまいます。
すると作ったものの排出されず頭蓋骨内で圧迫されてしまったり、他の器官を圧迫して体調を悪くしたり、思考などにも悪影響を与えて心のバランスを乱す…ということになります。
原因のよくわからない頭痛や何かの痛み、めまい、だるさ、思考力・理解力・記憶力の低下、自律神経失調症などは
この【脳脊髄液の滞り】というケースがよくあり
ある女優さんが「低髄液圧症候群」という病気にな報道されたことで、注目されるようになったそうです。
脳の呼吸を乱す要因は様々ですが
主に「睡眠不足」と「長時間の同じ姿勢」です。
そして脳脊髄液を流すには
頭のマッサージも大事なのですが
腰側からのアプローチ
も必要で、頭蓋骨には、後頭骨と蝶形骨という骨があります。その二つの骨のつなぎ目は2~3秒に一度のリズムで動いていて、その動きに連動して、脳脊髄液の生産と循環は繰り返されています。
この動きは仙骨(腰)と連動しているので、仙骨を動かすことでも脳脊髄液の流れを良くすることができると言われます。
仙骨…!!
座っている姿勢が長いと仙骨付近は圧迫され
脳脊髄液の流れも滞ります。
つまり
仙骨周辺、頭
どちらも整える必要があるというわけです。
…というわけで
奏の施術で仙骨周辺を多めに行うのには
そういった理由があります。
ゴールデンウィーク明けの
疲れ解消、やる気アップには
脳の呼吸も大切です◡̈
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