♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
2022 / 03 / 27 08:04
春のダルさ、むくみの改善には…
春に起こるダルさやむくみ…
これは体の中の「水」が関係しています。
東洋医学的には
体内を流れる水分を津液(しんえき)と言い
血以外のすべての体液、
具体的には汗、涙、尿、よだれ、粘液などが挙げられます。
津液のはたらきは、全身を潤すことで
皮膚や毛髪、胃や腸などを潤すとともに、関節の働きを円滑にする管理などをしています。
そして身体の余分な熱やほてりを静めたり、汗や尿となり余分な老廃物を排出します。
血とは切っても切れない関係にあるため
血が不足すると津液が不足し、津液が不足すれば血も不足します。
水が不足したり、停滞すると…
流れている川の水はキレイですが
流れず停滞して濁ってしまうのと同じように
手足のむくみ、顔のむくみが出たり
お腹に余分な水がたまっていると、
食後に眠くなる、下痢などの症状が現れます。
体内の水(津液も)は
余っても不足してもダメで
適度な量でしっかり流れていることが大切です。
🔹津液を巡らせるには?
酸甘化陰(さんかんかいん)といって酸味と甘味を取ることで陰液(からだの体液)を作り出すと言われています。
甘味は砂糖ではなく、蜂蜜など自然な甘さのものをいいます。
蜂蜜が咳や風邪によいのは喉を潤す作用があるからです。
そして
いらない水分は尿か汗で出すこと
むくんでいるから水分は控えるという方もいますが、たまっている水は循環させたほうが良いです。
また鼻炎や指先のむくみなどは尿で出すより、汗で発散したほうが良いとされます。
春は激しい運動より、軽く汗ばむ程度の運動が
オススメです。
春のだるさ、むくみには理由があります。
そしてやはり血流も大切です!!
体、巡らせましょう★