♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
痛み止めの飲み過ぎで頭痛?!
気圧や気温の変動が激しいせいか
ここ数日、頭痛のお悩みが増えています。
頭痛の約8割は、原因がわからず繰り返し起こる慢性頭痛いわゆる「頭痛もち」の頭痛であるといわれ、日本人の「頭痛もち」は多いと言います。
ここで気をつけたいのが、薬の飲み方です。
飲むと瞬時に痛みが消えて楽になる鎮痛剤ですが
落とし穴があります。
なんと、
鎮痛剤の飲み過ぎで頭痛を引き起こすことがある
らしいのです。
特に長い期間飲んでいると、脳が麻痺してきて
頭痛が起こる→早めに鎮痛薬を飲む→脳が頭痛に対して敏感になる→頭痛が悪化する→さらに鎮痛薬を飲むという悪循環が起きてしまいます。
そして、脳は「薬を飲むと楽になる」ということを
覚えてしまい(報酬)逆に痛みを作り出してしまうことがあるんだとか。
頭痛に様々な種類があり代表的な頭痛タイプは
①脳表面の血管が収縮・拡張することで起こる片頭痛
②首や肩周りがこって血流が悪くなることで起こる緊張型頭痛の
タイプによって対処法が違うので
まずどちらのタイプかを見極めることが大切です。
片頭痛タイプ
脳表面の血管が収縮・拡張することで起こり
気圧が変化したときや、女性は生理前や排卵期に起こりやすいのが特徴です。
これは脳内物質のセロトニンが何らかのきっかけで増減するのに伴い、脳血管が収縮・拡張し、周辺の神経が刺激されることで起こります。
痛みの特徴
・こめかみあたりがズキンズキンする
・目がチカチカする感じがする
・動いただけで痛みが強まる
・音や光に敏感になる
・吐き気
対処法
部屋を暗くして寝たり、痛む部分をアイスパックや氷で冷やします。意外にもカフェインが効く場合があるのでコーヒーを飲むと和らぐ可能性も(ただし、飲みすぎない様に)
緊張型頭痛タイプ
首や肩周りがこって血流が悪くなることで起こります。長時間のデスクワーク、目の酷使、精神的ストレスが原因になりやすいといわれます。
痛みの特徴
・後頭部から始まり、頭全体が締め付けられる感じ
・首や肩がこっている時におこる
・お風呂などで温めると楽になる
対処法
・凝っている部位を温めたり、ストレッチ、マッサージなどで血流を良くする
・緊張型頭痛の場合は、片頭痛と逆でコーヒーは逆効果なので注意!
頭痛は頭痛でも
対処法は、ほぼ逆…ということなになります。
そして
もう一つの盲点
水分不足や鉄分不足が頭痛の原因になることがあります。
特に時期は汗をかかないため、隠れ脱水からくる頭痛も多いといいます。
まず水を多めに飲んでみると和らぐことも。
ちなみに緊張型頭痛の場合はマッサージで改善することがありますが
目がチカチカしていたり、吐き気を伴う片頭痛の場合は、安静にすることが先決のため、症状が落ち着いてからマッサージを受けたり入浴することをオススメします。
痛み、コリ、そしてお薬…
もちろん無縁なのが1番ですが
上手に付き合っていきたいものですね。
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