♪明日がちょっと良くなる♪かもしれないブログ
散歩のミラクル★疲れている時ほど、自然の中へ
先日、梅を見にカメラを持って朝から散歩に。
駅名にも梅がつく場所の公園で
まだちょっと早かったのですが
月末くらいに満開になりそうです。
そして、人の少ない自然の中…
改めて「気持ち良い」と感じました。
散歩することは
健康面でも心理面でも良い効果か得られると言います。
心理学では
自然のなかを歩くと、「選択的注意」(directed attention)が回復されるといいます。
「選択的注意」とは、周囲に情報があふれている時に、そのなかから特定の何かに注意を向けることを指します。
例えばの人話し声でザワザワしていて、人がどんどん入ってくるカフェなどにいるとします。
そういう環境で重要な意思決定をしたり、考えに集中しようとしたりする場合、人は「選択的注意」を発動します。
つまり、周囲の雑音や視界に入ってくる余計な情報などをシャットアウトし、自分が本当に必要な情報だけに、選択的に注意を向けようとします。
そして脳は余計な情報をシャットアウトすることにもエネルギーを使うこととなり、その分、脳が疲れるのです。
自然を散歩したりするとき
周囲の雑音などの不必要な情報が少ないので
「選択的注意」を発動する必要がなく、または最低限に抑えられるので
その分、本当に考えたいことに脳のエネルギーを使えるのです。
だから散歩をしていると新しいアイディアが生まれたり、考えがまとまったり、難しい問題に解決策を見出せたりするというわけです。
たくさんの情報の中から自分に必要な情報をすくいだすことは人間の心理で備わっている能力ですが、
人によって異なります。
音や光などに敏感な人やHSPといわれる人はガヤガヤとした環境の中にいると、すべての音が耳に入ってきてしまうために、必要な情報や相手の声に集中することができません。
そして必要の無い情報まで受け取ってしまうことになり心理的にも疲れてしまいます。
また私はもともとそうなのですが…
「うっかりミス」が多い人は、こうして不必要なところにエネルギーを使ってしまい
本来注意を集中させるべきところに使う十分な空き容量が残っていません。
注意をとられているのは「外」からだけでなく、「内」にある場合もあり、とくに浪費するのが「不安」や「心配」、「後悔」などの心情です。
いったんハマるとどんどん増幅し、気づくとすべての注意力が占拠されるな…なんてことも。
ちなみに、選択的注意力がある、ない(低い)は
良い悪いではなく
生まれつきだったり、生きてきた環境、性格などにもよるものなのだと思います。
私はザワザワしたところでは全く集中できず、
うっかりミスもよくあるのですが
そんな私がオススメするのは
散歩のほかに
無心になって集中できる(好きな)趣味をつくる
ことです。
わたしにとっては「写真」と習字がそのひとつで
気づくと何時間も経っていたり、とにかく無心。
そして、なんかヒラメいたり、
気持ちがスッキリするなんてことがあります。
温かくなるにつれて外もより気持ちよく感じるので、
疲れている人ほど散歩、オススメです★